2016年 11月 24日

痛み・しびれを取るための脊椎手術はするな!!!

私はとても不思議に思っている。

これだけ治らない脊椎手術をよくも続けていられるものだ!!

私だったら責任を感じて病気になる。眠れなくなるかもしれない。恥ずかしくて職場に出てこれないかもしれない。

当地方では御三家。

どれだけ診たことだろうか、数しれず。

みんなでやるからこわくない、のだろうか。

手術のあとは他人任せだからできるのだろうか。

ちょっとした小手術(バネ指、できものなど)でも治りが悪いと気が引けるものだ。普通の医者はそういうものだ。

なるほどという根拠もない。

「あんた、なにいってんの」というレベル。

よく続けてやれるものだ。

より一層悪化、広範囲化。

痛み・しびれと神経麻痺の区別もできない。

教授、専門医。

厚労省、いつまで保険でやらせているんだ!しっかりしろ。

患者が増えるばかり。

医療費が増えるばかり。



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# by junk_2004jp | 2016-11-24 14:54 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Trackback | Comments(1)
2016年 11月 23日

メールをいただきました

加茂先生。私、@より十日間ほどホテルに泊まり治療に伺った事のあるAと申します。

先日テレビで先生のお元気なお顔を拝見致しまして、大変嬉しく、懐かしく、小松での滞在を思いだしておりました。

時々、肩は主張いたし(笑)恐怖心が一番にやって参りますが、「いやいやまた加茂先生のところに行けはいい」っと、自分に言い聞かせ、毎日穏やかに暮らしております。

テニスボールのプレゼントも懐かしく思い出しておりました。

今はすりこぎもあるのですね(笑)

日々、寒くなって参りますが、お体は大切に、どうかいつまでもお元気でいらして下さいませ。

「…の不養生」になりませぬ様に。(笑)

@より愛と心を込めて。乱文にて失礼致しました。

ありがとうございます。

返信を試みましたが不能でしたので、ここを見ていればいいのですが

日本中で気軽に保険治療できるようになればいいですね。

すりこぎですか、あれはディレクターの提案です。私はファックス用紙やサランラップの芯を使っています(笑)。

最近は電話やメールでの問い合わせ、質問で大変忙しい。特に電話の対応が大変。事務員がでますが。

「何回すれば治るのか」

「そんなことで治らないだろ!どうせ最後は手術なんだろ!!」

「ずーっと続けなければならないのか」



痛みは機能的=functional=心身症(条件によって症状に変化のある疾患)

心身症の意味が誤解されていますが「functional」ということです。

functionalな問題を器質的な病名で表現(たとえば「変形性・・症」)すること自体に間違いがあるのです。

治療を受けて「なるほど、そういうことだったのか!!」ということを理解することです。

そして自分が主体となって、時に医師やその他の治療者の助けを借りて治療、管理していくことです。


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# by junk_2004jp | 2016-11-23 11:01 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 19日

知らぬはお医者さんだけか!

脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、すべり症

看護師にこっそり聞いてごらんなさい。「手術をしたらよくなるか?」って。

ほかの患者さんに聞いてごらんなさい。

先日、当院にある有名な手術派の病院を退職した看護師が腰痛で来院しました。「患者さんは手術をしてよくなったか?」と尋ねたところ「よくなりません」という答え。

家人の無理解に押し切られて手術をする人がいます。「いつまでもグズグズ言っていないで手術をしろ!」
患者「先生(私のこと)、手術をしても痛かったら治療をしてくださいますか?」

案の定、手術をしても痛みが続き、治療にいらっしゃいました。

テレビでも有名な病院ですよ。

「神経が圧迫を受けると痛みやしびれが生じる。(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症)」「老化、変性した椎間板や半月板、関節軟骨は痛みの原因になる。」このような説は生理学的根拠はありません。統計上も根拠がありません。

患者さんは正しい知識を身につけて人生をだいじにしてください。

これからの若い医師もよく勉強をしてください。

下の患者さんは当院で数日間治療して帰られました。治療後は、近江町市場、東茶屋、兼六園などを観光されました。

2年ほど前に腰の痛みから始まり、左足のふとももからふくらはぎが痺れたようになり長時間歩く事ができません。近くの整形外科にすぐ診てもらい、レントゲンやMRIを撮り、出された診断は腰のすべり症で、治らないと言われました。

コルセットを買い痛み止の薬と湿布薬をもらい様子を見てくださいと言われたのが2年前です。しかし腰の痛みと足の痺れは治るどころか日増しにひどくなっていきます。歩行してても少し休むとまた歩けるになるためにそのことを医者に告げると薬を飲んでコルセットをして様子を見てくれ の繰り返しなので近くのカイロプラクティックの整骨院に半年ほど通院しましが治るどころかひどくなっていくばかりなのです。

今年の4月には歩くと太ももから足の裏にかけての痺れがひどくなり麻痺したみたいになり感覚がないようになり、自分でネットで調べたら腰部脊柱管狭窄による間欠歩行症ではないかと思い内科で整形も部門があるいつも診察もらっている医院に相談してここでもレントゲンを撮りMRIで撮り@@で大きい医療センターを紹介されました。またここでもレントゲンとMRIを撮り出された診断は手術しかないと言われました。

第二の人生を取り出す為に手術しましょうと言われ⚪️月⚪️日入院、手術の段取りで進んでいきました。それが今年の5月でした。

しかし知人に聞いたりネットで調べると手術しても良くならないという悪評ばかり聞き手術は断りました。

ネット検索で調べたら⚪️に⚪️⚪️カイロプラクティックの存在を知り今そこで治療してもらっています。そこで加茂先生の資料のコピーを見せてもらい納得しました。⚪️⚪️で週2回ほど通院して少しずつ改善はしていますがまだ時間がかかりそうなので思い切って加茂整形外科で治療する事に決心しました。



巧妙な「医療化」

悪意はないと思いますが、もう思い込んでしまったのです。


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# by junk_2004jp | 2016-11-19 21:05 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Trackback | Comments(1)
2016年 11月 17日

専門外来SP 



変形性膝関節症    半月板損傷

34分43秒から

押さえると痛いところがいっぱいありますね。その筋肉が攣っているのです。そこをマッサージや鍼をして筋肉を柔らげてください。そして膝を座った状態で10回ぐらい曲げ伸ばしをしてください。

特異的疾患(悪性腫瘍、感染症、リウマチ、痛風(偽痛風))を除いて筋骨格系の痛み疾患のメカニズムは同じです。

痛みの電気信号がどのようにして起きるのか。

なぜ長引くことがあるのか。

なぜ広がっていくことがあるのか。

急性痛と慢性痛のちがいは。

慢性痛=中枢性感作とは。

構造の治療と痛みの治療は別の問題です。

脳に達した電気信号を認知反応する脳は個人差があります。(不安障害、抑うつ、発達障害、アダルトチルドレンなど)・・・・生物・心理・社会的疼痛症候群

リウマチに合併したMPS、脊髄症に合併したMPSなど。

椎間板ヘルニア 、脊柱管狭窄症 、坐骨神経痛 、頸椎症 、椎間板症 、神経根症 、すべり症 、分離症 、肩関節周囲炎、腱板損傷、頸肩腕症候群、胸郭出口症候群、テニス肘、手根管症候群、肋間神経痛、変形性関節症、半月板障害、アキレス腱周囲炎、腱鞘炎、足底腱膜炎、シンスプリント、などと言われている疾患の痛みやしびれはMPSです。

トリガーポイント注射は医師の総合的な手技です。

痛みは脳の認知と反応ですので、個人差がおおきいものです。「何回で治るか」?


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# by junk_2004jp | 2016-11-17 04:13 | MPS | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 17日

みんなの家庭の医学



32分35秒から、当院で治療された方です。

腰痛、下肢痛

トリガーポイント注射+薬+認知行動療法

戸澤洋二さん「腰痛は脳の勘違いだった」

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# by junk_2004jp | 2016-11-17 03:16 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 11日

運動器疼痛学会

http://www.pcoworks.jp/jamp2016/open_lecture.html

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2016年11月27日(日曜日)13:10〜15:00


  私も出席します。

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# by junk_2004jp | 2016-11-11 14:01 | 痛みの生理学 | Trackback | Comments(2)
2016年 11月 05日

「老化したものは痛みの原因になる」「神経が圧迫されると痛みやしびれの原因になる」という説は間違い

b0052170_21581350.jpg写真は出来が悪いが、80歳代後半の女性。普段、腰痛や下肢痛は全くない。

数日前、風呂からあがるとき、腰にピリッと感じた。右腰に強い圧痛点があったので、そこに局所麻酔を2mlほど注射した。すぐによくなった。

レントゲンを撮って欲しいとのこと。

ほとんどの椎間板は完全に潰れてしまっている。

「レントゲンは特に異常は見られません。」と説明した。

痛みセンサーは老化に反応するものではない。

発痛物質、機械的刺激、熱刺激に反応する。

痛みは悪循環をして広がることがある。早期に鎮痛すべき。

「神経を圧迫すると痛みやしびれが生じる」これは論外の間違い。

変形性関節症:半分以上が自覚症状なし…東大病院など調査

50歳以上の日本人では、女性の4人に3人は膝(ひざ)の変形性関節症、男性の5人に4人は腰椎(ようつい)の関節症(腰椎症)であることが、2000人を対象にした東大病院などの調査で分かった。半分以上は自覚症状がなかったが、加齢とともに痛みなどの症状が表れやすくなるという。変形性関節症患者の大規模な国内調査は例がなく、7月の日本骨代謝学会で発表する。

変形性関節症は四肢や脊椎(せきつい)の軟骨がすり減り、関節の炎症や変形が起きる病気で、症状が進むと激しい痛みが生じて歩行困難になる。介護保険の要支援原因の第1位となっているが、国内の潜在的な患者数や予防法はわかっていなかった。

研究チームは、東京都板橋区と和歌山県日高川町の50歳以上の住民計2000人以上を対象に、関節をX線で撮影するなどして調べた。変形性膝関節症と診断されたのは男性54%、女性75%、変形性腰椎症は男性81%、女性68%に上った。このうち痛みがある人は、男性の2~3割、女性の約4割にとどまった。

患者の割合を04年度の年齢別人口構成に当てはめると、50歳以上の膝関節症患者は3080万人、腰椎症は同3300万人と推計された。

研究チームは昨年、全国の計1万人を対象に、患者の遺伝子と症状、治療効果などに関する追跡調査を始めた。研究チームの馬淵昭彦・東大医学部助教授は「潜在患者が多いことが分かった。病気の実態や治療法の解明につなげたい」と話している。

毎日新聞 2006年6月12日 20時12分 (最終更新時間 6月12日 21時11分)

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# by junk_2004jp | 2016-11-05 22:09 | 慢性痛 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 03日

交通事故による慢性痛をどう補償するか。

昨日、昼休みに、ある人の弁護士から電話があった。

その人は交通事故で転倒して背中を強打した。

以来、同部位に焼け付くような痛みに悩まされている。

補償問題で損保ともめているらしい。

私は事故当初より診ているわけではないが、何度か治療して、意見書を書いたことがある。

損保側の医師はその訴えを認めようとはしないので患者側の弁護士が意見を聞きに電話してきたのだ。

強打したことがきっかけとなって慢性痛(神経障害性疼痛)になったわけだ。

それを他覚的に証明せよと言っているのだ。

サーモグラフィーで体温の状態をみる、発汗の様子をビデオで写す、などが考えられるがそれとて痛みそのものを証明しているのではない。

慢性痛というものの存在を認めないのか?

あるいは、それを認めたとしてもそれは損保の補償の範疇を超えていると言っているのか私にはわからない。

私は同じ土俵で話し合うために損保側の医師に

「慢性痛」の存在を認めるのか否か。認めるのならそのメカニズムを説明しなさい。

その外傷では慢性痛にならないと証明できるのか。

と逆に切り込んではどうかとアドバイスをした。

余計な御世話かもしれないが、お見舞いとして加害者か損保がいくらかお渡しして勘弁してもらえ。

午後の外来で

5年前、中二階から転落して、お尻を強打した人を診た。他医にてトラムセット、リリカを飲んでいるが、はかばかしくない。知人に聞いて当院を受診した。

お尻が痛く、まっすぐに立てない、歩きにくい、仰向きで寝れない。

こんな症例なにもめずらしくもない。

自損なので弁護士の出番ではないだけだ。

中臀筋、大臀筋、腸腰筋などに注射した。少しよくなったとのことで、通院してもらうことにした。


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# by junk_2004jp | 2016-11-03 02:21 | 交通事故診療 | Trackback | Comments(3)
2016年 10月 31日

心因が強いほど激痛

激痛を訴えているほど心因(ストレス、不安、身体化)が影響しているものだ。

一応検査を受けるべきだが、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、軟骨が減っているなどの説明には気をつけて。

骨折や指の切断の方が激痛を訴えない。これは生理的に納得できる。疼痛を抑制する鎮痛機序が働いているのだ。

一方、心因が絡んでいる痛みは生理的に理の適ったものではないので疼痛の抑制が効かず激痛になるのではないか。

経験を積むと患者さんの表情や会話でわかる。

① 圧痛点がはっきりしない症例

b0052170_0562639.jpg40代、1ヶ月前より誘因なく図の部分に激痛あり。歩行困難、睡眠障害。他医でレントゲン、MRI、血液検査異常なしで原因不明といわれた。5年前にも同様のことがあった。パニック障害の既往あり。線維筋痛症になるのではないかとの不安。

私「ストレスが原因だと思います。」

患者「特に思い当たりませんが」

私「体がかってに反応しているのでしょう。私が必ず治ることを保証します。また明日いらっしゃい。」

次日

「すっかり治りました。治るといってくださったのは先生だけでした。」

原因不明というのがまずいんです。 Doctor as medicine

② 圧痛点がはっきりしている症例

b0052170_1154289.jpg40代、女性。今日の朝より頚に激痛、動かせない。「寝違え」だと思っている。とても苦しい。

前日、会議があった。

寝違えと言われる痛みのほとんどは肩甲挙筋の攣縮だ。

私「寝ているときに力が入ったのではないでしょうか。歯ぎしりをしたり、コブシを握り締めたりしていることはないですか。前日の会議があやしいですね。」

図のポイントに強い圧痛があったので、そこに局所麻酔を注射。カウンターストレイン(筋が緩む姿勢)1分半。

それでよくなりました。


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# by junk_2004jp | 2016-10-31 01:27 | うつ・不安・ストレス | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 28日

考え方を変えよう!

考え方を変えてください。

正しい知識を持って対処すれば誰でもたやすく治せます。医療費削減し、生活が大きく好転します。また再発にも対処できます。

江戸、明治、大正、昭和の人も世界中の人もそうやって生きてきたのですから。

「老化した椎間板や関節軟骨、半月板、腱板は痛みの原因になる。」

「神経が椎間板ヘルニアや脊柱管、椎間孔によって圧迫されると痛みやしびれの原因になる。」


今まで散々言われて来ましたが全く生理学的根拠はありません。

これらの変化は中高年になると健常者でもごく普通に見られます。

椎間板ヘルニア 、脊柱管狭窄症 、坐骨神経痛 、頸椎症 、椎間板症 、神経根症 、すべり症 、分離症 、肩関節周囲炎、腱板損傷、頸肩腕症候群、胸郭出口症候群、テニス肘、手根管症候群、肋間神経痛、変形性関節症、半月板障害、アキレス腱周囲炎、腱鞘炎、足底腱膜炎、シンスプリント、梨状筋症候群、鵞足炎、ぎっくり腰、寝違い・・・・

このように病名が違うと全く違った成り立ちと思いますね。

ところが、これらの病名で表されている痛みやしびれはMPS(筋筋膜性疼痛症候群)です。

除外診断

リウマチ、痛風、偽(仮性)痛風、感染症、悪性腫瘍は異なった病理ですから除外します(特異的)。血液検査や画像検査で判断します。問診だけでも十分なことが多いものです。

上記でなければそれはMPSです(非特異的)。もっとも上記と併発しているMPSもあります。

圧痛点(痛覚が過敏になった点)が一つでもあればMPSです。たくさんあれば線維筋痛症です。

MPSの引き金となったものは外力です。4通りぐらいが考えられます。

①一過性に大きな外力が加わり、明らかな組織損傷があるもの。捻挫、骨折、肉離れなど。

②一過性に大きな外力が加わったが組織損傷がはっきりしないもの。ぎっくり腰など、筋肉の攣り。

③慢性的な外力、スポーツ障害、労働障害、生活習慣病。「いつの間にか骨折」「いつの間にかヘルニア」「いつの間にか半月板損傷」「いつの間にか腱板損傷」「いつの間にか軟骨損傷」を併発していてもおかしくないが、それが痛みの原因だと診断される危険がある。

④もともと、不安障害、怒りなど中枢性の痛覚過敏状態があり、わずかな外力で発火。最初から慢性痛の様相を呈す。


①の場合、痛みの治療と構造の治療は別問題として捉えること。痛みの治療が優先されるべき。

②の場合はその場で解決が可能なことがある。

②③④が絡んでいることもある。

むち打ちでは翌日ごろから痛みが強くなることが多い。階段を昇降した次の日から痛みが出ることがある。このような現象を「遅発性筋痛」という。そのメカニズムはよく分からないがwind up現象かもしれない。

痛みを一面的に捉えるのは困難。

生物・心理・社会的疼痛症候群

例を二つあげよう。

 b0052170_1372345.jpg70歳代女性。長年、認知症の夫の世話をしてきたが、この春亡くなられた。その後、図のような痛みが続いている。当院で治療をしていくとしばらくはいいのだが・・・。





b0052170_1374495.jpg50歳代、男性。果樹農家。収穫が済んだ途端に図のような痛み出現。日中はわりといいのだが、夜間痛が激しい。悪夢をみることがある。眉間にしわを寄せて、目を閉じて訴える。数年前、同じような痛みでヘルニアの手術をした。

私「このような痛みは緊張が解けたときにおこりますよ。例えば親の葬式の後とか、出張帰りとか。」

患者「そういえば、前回のヘルニアの時は親父の葬式のあとでした。」

そのほか、「アダルト・チルドレン(機能不全家庭で育った人)は痛覚過敏状態」は有名ですね。

「妻の病気の9割は夫が原因」という本もありました。

痛みは悪循環する。

痛みを感じると反射的に筋肉が緊張し、交感神経が緊張します。それが次の痛みを作るわけです。

痛みの時間的加算、空間的加算

「時間的加算」はwind up ともいわれます。刺激が次々に加えられるとあっという間に慢性痛になることがあります。

「空間的加算」はグリア細胞の活性化と関係があるとのことです。上下の階層、近隣、反対側に痛みが時間とともに広がっていくこともあります。線維筋痛症。

痛みは記憶される=長期増強(LTP)

組織損傷の反応性の炎症性疼痛が終わるころ、あるいは痛みの悪循環の結果、3ヶ月を過ぎても痛みが続くことがあります。それを慢性痛といいます。神経障害性疼痛ともいいます。

これは中枢性感作=長期増強(LTP)のせいだと言われています。

下行性疼痛抑制系の機能低下、NMDA受容体の開口、これらは脊髄後角でのことです。

リリカやサインバルタはここをなんとかしようという薬です。

そのほか扁桃体や海馬や、前頭前野が影響することでしょう。

とにかく痛みを長引かせて得になるなることはありません。


ところが、

今の医者は患者を触診しない、問診を詳細にする時間がない。

高価な設備投資をして使わないと経営困難になるので、やたらとレントゲン、MRIを撮る。

中高年になるとほとんどの人に異常所見がみられる。写っている老化変性した所見が痛みの原因だと説明する。

なにも異常所見がなかったらもうお手上げとなる。

専門家がいうのだからと患者は信じる。多くの場合、これによって一層悪化する。

様子をみてよくならなければ手術という。手術が病院経営の支えとなる。

全くおかしいことです。

病院に入ったおカネはリース会社、銀行、機器メーカーへと流れる。

医師はこの流れの一歯車になってしまいました。

「将来歩けなくなる」などと不安を煽る医者にかかり、手術でもしようものなら、こじれた痛みになり大変なめにあう。そんな人を何人も診てきました。




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# by junk_2004jp | 2016-10-28 00:13 | MPS | Trackback | Comments(1)