心療整形外科

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2009年 02月 01日

ワケあり筋



ぎっくり腰は強烈な筋肉の痙攣痛なんだ。

重いものを持ったときよりも、不注意にちょっとした動作でなることが多いように思う。

筋膜の微小損傷→筋小胞体の損傷→Caイオンの放出→筋肉の痙攣

放っておいても治るかもしれないが、ワケあり筋になり長く悩ませるかもしれない。

ワケあり筋は寒冷、心的ストレス、物理的ストレスなどにより痙攣(spasm)を起こすようになる。

あるいは慢性痛として悩むケースもある。慢性痛の人に病歴を聞くと、初発はぎっくり腰のことがある。

もし、初期の段階で、この筋肉に対して、局所麻酔を注射してやれば、ワケあり筋を作らななかったかもしれない。その他の方法も考えるべきだ。

安静、血流改善、痛みを早くとる、マッサージ、ストレッチ・・・・ワケあり筋を作らない方法を考えるべきなのだ。

ワケあり筋は次々と連鎖していくこともある。痛みをかばう動作、姿勢が次のワケあり筋を作ってしまう。

あるいはワケあり筋に連結している筋を引っ張り新たなワケあり筋をつくる。

最も多くの侵害受容器があるのは筋膜、皮下なんだろ。医者の発想にはなぜか筋肉が抜け落ちてしまっている。あるいは、筋肉を甘くみてしまっている。

そして全くナンセンスな根性疼痛という妄想概念にとりつかれている。

五十肩を考えてみなさい。1年も2年も痛い人がいます。人間が四足動物なら間違いなく間欠性は行を呈していることでしょう。
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by junk_2004jp | 2009-02-01 11:13 | 急性痛 | Comments(1)
Commented by ひろたん at 2009-02-01 22:41 x
「ぎっくり腰→ワケあり筋→連鎖」の件には、深~く頷いてしまいました!
そうなんです。最初の治療が筋肉へのアプローチじゃないから慢性化してしまうんです。
一日も早く、一人でも多くの医師に気付いて欲しいのです。


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