心療整形外科

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2009年 02月 09日

「慢性痛」解明へ一歩  (中日新聞より)

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009020802000153.html

「慢性痛」解明へ一歩 ラットで人為的に発症、愛知医大
2009年2月8日 朝刊

 愛知医科大(愛知県長久手町)の研究チームが、けがや病気が治った後も痛みが続く「慢性痛」を、ラットで人為的に発症させることに成功した。より実態に近い実験モデルを開発したことで、謎の多い慢性痛の発症メカニズム解明へ前進が期待できそうだ。7月の国際生理学会世界大会(京都市)で発表する。

 研究チームは、2003年に日本で初めて開設された「痛み学講座」の熊沢孝朗教授ら。これまで人為的に慢性痛を発症させるには、神経を直接傷つけていた。しかし、多くの慢性痛は、直接傷つかなくても発症し、メカニズムは謎。現在の研究の焦点となっている。

 ラットの足に炎症物質「リポポリサッカライド(LPS)」を注入。1日後に痛みを起こす濃い食塩水を注入すると、神経を傷つけず慢性痛を起こすことができた。さらに、LPSの濃度が低く炎症が弱い方が慢性痛になり、高濃度のLPSで炎症が強い方が慢性痛を発症しないことも分かった。

 LPS、食塩水それぞれ単独では、急性痛しか起こらない。なぜ組み合わせると慢性痛が起きるかは不明だが、濃度の組み合わせやタイミングが合うと異常な痛み信号が出続けてしまい、発症につながるとみられる。熊沢教授は「この実験モデルで、発症前の(炎症などの)状態がポイントであることが分かった。さらに解析を進めたい」と話した。

 九州大医学研究院の吉村恵教授(神経生理学)の話 慢性痛は、神経損傷ではなく筋肉からくる痛みのケースが多い。実態に近いモデルは極めて珍しく、治療法や薬物開発に有効な研究成果だ。

  【慢性痛】  急性痛が治まった後、痛覚神経系が何らかの原因で“誤作動”し続けている状態。原因である傷病が治っても痛みが続き、鎮痛薬などが効かない。急性痛が長引いている状態とは違い、決定的な治療法、治療薬はない。研究先進国のアメリカでは、患者数は約7500万人と推計されている。


ほとんどの慢性痛は神経損傷ではなく筋肉からくる痛みのケースが多い。・・・・まさに私が主張しているところです。

神経損傷を伴った慢性痛はCRPS typeⅡといって幻肢痛、外傷による神経損傷後、などそんなに多いものではありません。
ヘルニアや脊柱管狭窄症といわれている痛みも筋性疼痛なのです。
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by junk_2004jp | 2009-02-09 00:11 | 慢性痛 | Comments(3)
Commented by TK(タク) at 2009-02-09 22:04 x
ttp://junk2004.exblog.jp/9898138/
>遅発性筋痛の形成過程には運動中から運動直後に生じるプロスタグランジンやブラジ
>キニンがかかわっているが、維持にはかかわっていない

運動中から運動直後に生じる……を加茂淳医師の言葉に置き換えると、エピソードなのだ。

>九州大医学研究院の吉村恵教授(神経生理学)の話 慢性痛は、神経損傷ではなく筋肉からくる痛みのケースが多い

つまり、慢性痛に発展する、その人の人生に関わる大河ドラマの第1話は「筋肉」からスタートする。エピソードは筋肉からです。神経の圧迫だと思いますか?

** episode 1 :the muscle.
Commented by TK(タク) at 2009-02-09 22:10 x
>LPS、食塩水それぞれ単独では、急性痛しか起こらない。なぜ組み合わせると慢性痛が起きるかは不明だが、濃度の組み合わせやタイミングが合うと異常な痛み信号が出続けてしまい

つまり、エピソードなのです。それから物語、いえ痛みが展開していく。。
最初のプロスタグランジンやブラジキニンはエピソードですが、数日後の痛みはもう、関係ないかもしれません。

以下にお示したブラジキンの濃度だけに注目してください。
ttp://www.nc-medical.com/deteil/pain/pain_06.html

運動直後だけに、ブラジキンの濃度は高くになり、あとは運動前、つまり、平常時と変わりません。

伸張性収縮の結果の痛みや、運動後や交通事故の二日後に来るような、痛みに、ロスタグランジンやブラジを阻害するよう薬の投与は、間抜けかもしれません。

>プロスタグランジンやブラジキニンがかかわっているが、維持にはかかわっていない
しかし、
C線維の関与は間違いない
ttp://junk2004.exblog.jp/9898138/
Commented by TK(タク) at 2009-02-09 22:10 x
痛みの第一現場に犯人が潜んでることは間違いない。
プロスタグランジンは真犯人ではない。でもC線維は関係してる。
我々は、抹消で見落としてみるものが、まだ在るのでは無いでしょうか?>十津側警部

そうだ、もう一度犯人の足取りをつかむ為、自由神経終末に言ってみようじゃないか、いつまでも脊髄の圧迫にこだわる万七親分なんか無視して>亀さん。


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