2009年 03月 10日

頚部脊髄症の予防的手術ってあり??

Aさんは10年ほど前から頚部痛や左上肢のしびれがあります。

ある病院でMRIなどの検査で骨棘が神経を圧迫しているので痛みやしびれがその神経支配領域にでている、また将来は足に麻痺が生じるかもしれないので、手術が必要との診断でした。

痛みやしびれが神経圧迫で生じることはないので、この診断は間違っていると思います。筋痛症なんです。トリガーポイントブロックを数か所しましたら、すぐに症状の軽減がみられました。

つまり、現在の症状とは関係のない検査を受けて、たまたま見つかった頚の脊柱管の狭小で、将来の脊髄麻痺を予想しているわけです。

これはありでしょうか?

頚部脊髄症はとてもまれなものです。私のような診療所ではまれなのかなとも思いますが、10年に1、2例みるかなと思う頻度です。

脊髄サインがでていなくても、上肢、下肢がしびれているだけで頚部脊髄症と診断している場合もあるようです。

そして将来の不安をあおって手術しているケースが相当あるのでは?
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by junk_2004jp | 2009-03-10 01:39 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)
Commented by ひつまぶし at 2009-03-10 19:19 x
先生、こんばんは★ おひさしぶりです(^^)

>将来は足に麻痺が生じるかもしれないので、手術が必要との診断

そう言う先生に私も出会いました。そして、それだけにとどまらず・・・

「症状が出てから手術したのでは治りが悪い。ておくれになることも」
そう言われることもあります。

「脊髄症の症状が出てから手術したのでは遅い」・・・
なになに? つまり、症状が出る前に手術するほうが予後がよい?
マジっすか?
症状が出る前に、それが手術適応の脊髄症だとどのように判断しているのでしょう。

どなたかロムしてらっしゃる方の中に、脊髄症の手術をたくさん手がけたドクターがいらしたら、本当のところを教えてくだされ。
Commented by junk_2004jp at 2009-03-10 19:28
マジでそう思っているのか、それとも営業をしているのか真意がわかりません。

年寄りをだます「リフォーム詐欺」と同じというのは言いすぎでしょうか?

人を不安に陥れるのはいけないことです。それによってどれだけの不安を背負うことになるのか想像することもできないのでしょう。

痛みやしびれを主訴として受診して全く関係のない麻痺について説明を受けるということは・・・・検診をしていると同じことなんです。

私も頚の検診を受けたほうがいいのでしょうかww。
Commented by 恋女房・おしず at 2009-03-10 21:01 x
>私も頚の検診を受けたほうがいいのでしょうかww。

なんか悪い結果がでそうだから、気分悪いから、よしてくださいよ ←恋女房の言うことか?(^^)

「リフォーム詐欺と同じ」とまで言われてコンチクショーとお怒りの脊髄専門医の先生がいらしたら、ぜひ思うところをここで書いてくださいね★(まだ言ってる)
Commented by TK(タク) at 2009-03-10 21:31 x
>頚椎の椎間板ヘルニアの場合。
ヘルニアが自然消滅する可能性があるので、まずは、保存的治療法を試みる。

>OPLL、骨棘の場合。
自然消滅が期待できないので、構造異常が進行しないうちに手術する。
…と言うことなのでしょうか。
でも、構造異常がこのまま、維持する可能性が無のか(疑問)

こまめにMRIを撮って(病院はウハウハだが)進行が少しでも確認されたら、手術って話になるのと思うのは私だけでしょうか。

たまたま、見つかったものは必ず、進行すると言うことですか。

今のお話、勿論、脊髄が圧迫されると痛くなると言う前提でお話してます。

>頚部脊髄症はとてもまれなものです。私のような診療所ではまれなのかなとも思います
>が、10年に1、2例みるかなと思う頻度です。

では、
症例として、
理学所見に頚部脊髄症がない。
でも、画像的にはもう、これは一寸でやばい。ちょっとした事でもう脊髄が逝ってしまう。

と云う診断は有りなのか無しなのか?

素人の単なる疑問ですが…。恐縮です。


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