心療整形外科

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2009年 04月 25日

日本線維筋痛症学会

前年度まで「線維筋痛症研究会」でしたが、今年度より「日本線維筋痛症学会」となりました。

日本初の筋痛症学会の誕生です。

200万人いるといわれている線維筋痛症(Fibromyalgia=FM)の患者さんにとっては朗報ですね。保険診療にも反映されることを期待します。

FMは決して珍しい病気ではありません。軽症(ステージⅠ、Ⅱ)のものはもっとたくさんいるように思います。そのような病名を使われていないだけなのでしょう。

いろいろなヘルニア掲示板を読んでいると、まさにFMと思われることが多いものです。

線維筋痛症と筋筋膜性疼痛症候群との関係は?

18か所の圧痛点のうち11か所以上あれば線維筋痛症、では10、9、8、7個ならなんというのか?

時々、「大学で診てもらったら線維筋痛症ではない。」といわれたという患者さんがいます。

ではなんというのか、という問題があります。不全型線維筋痛症?

どちらにしても治療法に変わりはないのですが。

脳と筋肉の情報のやりとりなわけですが、過失割合が脳:筋が100:0のはずがないわけです。
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by junk_2004jp | 2009-04-25 12:57 | 線維筋痛症 | Comments(14)
Commented by アクビ at 2009-04-25 15:27 x
「日本線維筋痛症学会」でググったら、こちらが一等賞!
先生情報早すぎます(^^ゞ

「主治医」から何度も、線維筋痛症=神経因性疼痛、と念を押されていて、それは学会で決まってりるもので今後それが覆る可能性はない、というのです。

ずっとマユツバだなあ~と思ってるので、それがホントかどうかちょっと知りたいです。

(うるさいオバサンを黙らせる方便なんでしょうけど、患者はそれほどバカじゃないんですけどね・・・)
Commented by junk_2004jp at 2009-04-25 15:48
そもそも神経因性疼痛の定義はどうなのでしょうか?

神経回路の不調ということなら、慢性疼痛も神経因性疼痛ということになります。脊髄後角のジャンクションのところで異常がおきているのでしょ。

クラッシックな意味での神経因性疼痛とは、幻肢痛、帯状疱疹後神経痛など。
Commented by アクビ at 2009-04-25 17:13 x
私の「主治医」(別名「石頭先生」)は、慢性疼痛について正しくご理解されていないのでしょう。

線維筋痛症の治療薬=ノイロトロピン
アロディニアがある人には効果があるかもしれませんが、私の場合は純正筋性疼痛なので、飲んでも飲まなくてもなにも変わりありません。

線維筋痛症で生じる痛み=アロディニア=神経因性疼痛

このような考えでいらっしゃるようです。

最近は、除外診断として脳のMRIに加え筋肉、骨、神経の異常がないことを確認するため整形外科の受診を勧めているようです。

石頭先生のホームページに医療相談掲示板があるので、マイルドな突っ込みをしておきました。

近隣の複数の整形外科を受診しましたが、神経学的テストと画像診断のみの診断でした。
筋肉の検査をするには特別な整形外科へ行く必要があるのでしょうか?

といった趣旨です。
回答が楽しみです(^^ゞ
Commented by アクビ at 2009-04-25 17:25 x
「医療相談掲示板」を見ていると、慢性疼痛は、神経因性疼痛か身体表現性障害、ということのようです。
筋性疼痛は考慮外です。
実際、「筋肉は関係ない」と以前はっきり言われました。
Commented by アクビ at 2009-04-25 17:35 x
回答でました

「診察で熱をもって赤く腫れてもいないし、筋力もある、萎縮してもいない」=筋性疼痛ではない、ということのようです(-_-;)

熊澤先生の放送大学特別講義のテキスト(文章)を進呈しようかしら。

「線維筋痛症専門医療機関」の中には、疼痛コントロールのためあまり安全じゃない注射をやってるところもあるようで・・・診断・治療方針はまだまだ各医師の裁量でやっているという感じなんですね。
栄養指導により心身バランスを整えることを治療の中心としているところもあります。

保険診療が可能となったら・・・どのようになるでしょうか?
今のところバラバラすぎて見当つかない感じですね。
Commented by junk_2004jp at 2009-04-25 20:14
筋肉が関係ないのに線維「筋痛症」ですか?

遅発性筋痛はブラジキニンが関係していないということです。
http://junk2004.exblog.jp/10519296/

慢性痛の多くは筋性疼痛だというのが生理学者の見解のようです。
Commented by アクビ at 2009-04-25 21:20 x
以前直接疑問をぶつけたところ、「筋肉が痛くても、それを生じさせているのは神経だから」とのこと。

まあとにかく、議論したくないという態度をずっと取られているので、こちらもそのように接しています。

先日は、TPB注射でだいぶ楽になってきている、といったら話題を変えられました(-_-;)

でもこれ、その医師と私だけの問題ではないと思っているんです。
線維筋痛症の患者さんを数十名診られているのだから、正しい知識を持っていただきたいです。

しかし、さすがの私も石頭先生には太刀打ちできません(T_T)

もっと良くなって、社会復帰したら質問攻めにしちゃお♪
Commented by junk_2004jp at 2009-04-25 22:22
水村和枝 筋性疼痛のメカニズムはどこまでわかってきたか 医学のあゆみ 

http://d.hatena.ne.jp/ucymtr/20081203/1228284147
Commented by アクビ at 2009-04-26 10:37 x
先生ありがとうございます。
コンサイスでわかりやすい資料ですね。
活用させていただきます。
Commented by junk_2004jp at 2009-04-26 10:51
文献斜め読みの作者は、その中にも書かれていますが整形外科医です。

お会いしたことがあります。
Commented by ひつまぶし at 2009-04-26 13:08 x
先生、圧痛点というのは他覚的所見なのですか。
筋硬が触れればわかりやすいですが、全身くまなく痛む方の場合は・・・
それに、触診が苦手で、触ることの意義をよく理解してないお医者さんでは、どうなんでしょうね。。。
その圧痛点がなぜできたのか、今どういう状態なのか。今後どうやったら消すことができるか。
その説明をして、患者さんを納得・安心させることのできるお医者さんが欲しいです。
方向性が見えることで不安が少なくなり、患者さんが主体性を持って治療していくことはとても大事なことだと思うのですが。
筋性疼痛をよく理解できていないのに、線維筋痛症の診断や治療に参入するお医者さんというのは・・・・どうなんだろう?と不安です。
Commented by junk_2004jp at 2009-04-26 18:21
厳密にいうと他覚的所見ではないと思います。

痛みの診断が特殊だということです。

疼痛誘発テストですね。
Commented by アクビ at 2009-04-26 19:52 x
私の「主治医」は診断にあたって触診しましたが、皮膚を軽く触れるだけのものでした。
アロディニア(服が皮膚にわずかに擦れただけでも激痛を生じたりする症状)の有無を診断していたにすぎないと思います。
筋肉の問題(筋性疼痛)という考え自体がないので、そういう診断方法が「適切」と考えたのでしょう。
いうまでもなく、ACRの診断基準には準拠していません。

だけど、自発痛があれば皮膚に触れようと触れまいとすでに痛いわけです(藁)
神経因性疼痛しか頭にないのだな、ということがよくわかります。

線維筋痛症患者さんのブログや闘病記などを拝見すると、神経因性疼痛と筋性疼痛両方ある場合が多いように思われます。
これらを適切に見分けて、それぞれに最も有用な治療をしている医師は果たしているのかどうか・・・。

ちなみに以前、診察時にMPSについて言及したところ、「主治医」は聞いたことがないようでした(口ごもってはっきり答えませんでした)。

しかし、特別この医師が無知というわけではないと思います。
MPSおよび筋性疼痛はまだまだ認知度が低いのでしょうね・・・。
Commented by アクビ at 2009-04-26 19:52 x
「線維筋痛症」という病名は、実態がよく認識されないままひとり歩きしているように感じます。
研究会が学会となったということですので、今後の進展に期待したいと思います。


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