2009年 06月 18日
先生、今晩は。月曜日から本日まで夫婦でお世話になりましたAです。本当にありがとうございました。 Aさんからうれしいメールをいただきましたので了解を得て発表しました。 Aさんの奥さんは4か月前、散歩中に下肢が痛くなることがしばしばありました。2時間ほど立っていると痛くてつらくなります。 4軒の整形外科と中国整体にいきました。 「MRIではL5がすべっていて神経の出口をふさいでいる」といわれる。 脊椎脊髄専門医は手術するほどではない。 硬膜外ブロック5回、効果なし。 家の中では痛みをこらえながら歩ける。外では歩けない。自転車を引いてなら歩ける。 _______________________ 奥さんは殿筋やハムストリング筋、ヒラメ筋などのMPS(筋筋膜性疼痛症候群)でした。 3日間のトリガーポイントブロックでとてもよくなりました。 筋骨格系の痛みのほとんどはMPSです。 神経が押さえられて痛いとかすべり症で痛いとかというようなことはありえません。 レントゲンやMRIは悪性腫瘍や感染症、骨折など特異的な疾患があるかないかを診断する意味しかありません。 痛みの本態は筋痛症(spasm)なのですが、結局は脳の認知と反応なのです。 脳はとても個人差が大きいものです。今回のように3回でとてもよくなることもあるのですが、とても慢性化したものやうつや不安が大きく絡んでいる場合は相当日数がかかることが多いです。 間違った診断を受けて痛みに悩んでいる人はとても多いものです。専門医が全くあてにならないなんて皆さんどう思いますか。専門医も間違った教育を受けているのです。 今回の3日間の治療費は全部こみで3割負担で3500円でした。
by junk_2004jp
| 2009-06-18 20:22
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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