心療整形外科

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2009年 06月 26日

アメリカでのMPS治療報告(ててっどさんー掲示板よりー)

ててっどです。以前お約束した、アメリカでのMPS治療体験の第1報です。

[先生]

Dr. Hal Blatman

ケネディ大統領の腰痛を治したというDr. Janet Travellと共にMPSの研究をされていたとのことです。現在は、アメリカでのMPS研究の第一人者として、American Holistic Medical Association(http://www.holisticmedicine.org/)の
presidentを兼任していたり、様々な講演会に飛び回っておられる方のようです。

American Holistic Medical Associationは、全米をカバーする組織で、↓こんな本も出しています。
http://www.amazon.co.jp/American-Holistic-Medical-Association-Health/dp/0471327433/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1245725799&sr=1-1

[オフィス]

オハイオ州のシンシナティダウンタウンから、約20分程度車で走ったところにオフィスを構えています。
http://www.blatmanpainclinic.com/

初診料はなんと$300(28,500円くらい?)。保険も効かず、高いです。

[診察]

先生の印象は良かったです。しっかり時間を取ってくれ、体を丹念に見てくれました。ここは痛いですか?ではなく、ここは痛いでしょう、ここは先ほどのところより痛くないでしょう、と先生の判断と私の感覚の一致を確認しながら進めていきます。体の触り方に無駄な動きがなく、自分の痛いところを一発で当て、「良く体を知っているなぁ」との印象で、また説明時にはしっかりこちらの眼を見て話すので(米人はたいていそうですが)、信頼できる印象です。

MRIの写真を見ながら、「頚椎のヘルニアは心配しなくていい」と言ってくれました。

[治療]

本日は、結局トリガーポイント注射はやりませんでした。初日は、診察とトリガーポイントの生理学、および下記のマッサージ+食事指導というメニューでした。トリガーポイントはやらないの?と聞いてみましたが、まずは下で説明するマッサージを2週間やって効果がなかったらその段階でまた判断する、ということでした。

[マッサージ]

「最良の薬はボールでのマッサージだ」と繰り返されていました「ボール」は、有名なテニスボールではなく、直径約57mmの、固い床の上で「ビヨーン」と跳ねる、テニスボールより固いあのスーパーボールです。これを壁と体の間に挟み、一箇所の筋肉につき左右(又は上下)3往復程度。これを背中、肩、腰や臀部で一日5回程度やりなさい、とのこと。

また、首の左右、斜め前への、ゆっくり目のストレッチをやること。シャワーをあてながらが更に良いとの事。

[食事]

炭酸飲料は、緑茶に(砂糖は大敵だそうです)、キャノーラオイルはオリーヴオイルに、パスタは、ライスパスタに、白パン(小麦)は、ezekiel bread(スプラウトで作ったパンだそうです)に、フルーツは悪くないが、ベリー類が特にいい、水は、フィルターを通したものに、それぞれしなさい、とのことでした。
 
特に炭酸飲料の糖分が良くなく、「コーラの缶一本飲むと、治りが2週間遅れると思いなさい」と言われました。

[薬]

筋肉内のマグネシウム欠乏が痛みを引き起こすこともある、ということで、マグネシウム+MSMの塗り薬を出してくれました。日に2~3回痛いところに塗りこむのだそうです。現在やっていますが、即効性がある訳ではなさそうです。

消炎剤は、内臓に負担をかけるのでできる限り飲まないほうがいいとも言われていました。

 
実は、これとほぼ時を同じくして、以前通っていたペインクリニック(鍼+カイロ+電気治療)の先生の紹介で、神経外科のお医者さんにも先日会いました。その先生も著名な方のようなのですが、神経根の圧迫による可能性が高いので、MRIをもう一回撮りなさい(昨日撮りました・・・。CDにしてくれるので、自分でじっくり見ています)、首の牽引ツールで牽引を一日2回しなさい、および消炎剤を処方してくれました。牽引ツールは、まあやっても益もないかもしれないが、害もないだろう、とやってみようかと考えています。しかしこの先生は、体も触ってくれず、写真と経過、手や首の痛みの状況だけから判断しているように思え、信頼感はBlatman先生よりかなり下に感じました。この先生にも、もう一回くらいは会ってみて、意見は聞こうと思っていますが、願わくばマッサージ、またはTPB注射で効果が出て、もう会わなくて済むようになりたいものです。


マッサージ、薬の効果と、数週間後の再度の受診結果をまたアップしますね。

皆様から、ご意見やご感想を頂ければ幸いです。

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ててっどさんの症状

加茂先生へ

初めまして。お忙しい中、急な、しかも長文の相談をお許し下さい。

紆余曲折を経て、ここに辿り着きました。約3年前に肩こりから始まった症状が、現在は 夜中の腕の痙攣で飛び起きてしまうまでに悪化してしまいました。複数の医師から、頚椎ヘルニアによる痛みと診断されております。

加茂先生のサイト、TMS-JAPANのサイトその他から、一般的にはヘルニアが痛みの原因になることはない、と頭では理解しているのですが、それが自分の症状にも本当に当てはまるのかについて疑問があり、質問をさせて頂いております。現在米国在住で、先生の本も日本より取り寄せ中です。結果次第で、帰国してトリガーポイント治療も検討に入れております。

詳細は後述するとして、質問のポイントは、「右背内上部・腕に常時痛みがあり、首を右後ろに反らすと、それらが悪化し、指先までしびれが走るという、医学の教科書による、ヘルニアによるC6、C7、C8起因の神経圧迫およびそれに関連する腕・指等の症状の説明にぴったり当てはまってしまう自分の症状が、ヘルニア以外
が原因なのでしょうか?」 ということです。それとも、ヘルニアは結果なのでしょうか?

以上、本当にお手数ですが、簡単にアドバイスを頂ければ幸甚でございます。

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by junk_2004jp | 2009-06-26 23:25 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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