2009年 08月 02日

疼痛性疾患・麻痺性疾患  

疼痛性疾患と麻痺性疾患は根本的に違う疾患なのだが、この基本的なことが理解できない医師が何と多いことか。

疼痛性疾患

痛みとは個人的experience(体験、経験)と定義されている。つまり自覚症状。

科学的にいえば、脳の認知と反応。

C線維の興奮
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これを止めるのは局所麻酔が最も安易な方法だろう。

手術をしてこれを止めるてか?

一方、麻痺性疾患(神経原性)とは神経が興奮しないということ。活動電位が生じないということ。他覚的症状。

精神科的な麻痺(転換性障害)や筋原性麻痺とは区別すること。

これは神経線維が圧迫・絞扼を受けている可能性がある。外科医の登場だ。外科的に神経線維をフリーにしてもらう必要がある。

ペインクリニックの分野ではない。代替医療の分野ではない。

この極端に違う病態をなぜか「みそくそ混同」していることが多いことか。

http://junk2004.exblog.jp/5807271/

脊柱管狭窄症の場合、馬尾型は麻痺、神経根型は疼痛といっているが、圧迫の部位が少し違うだけでこのようなことになるなんて全く理解に苦しむ。

椎間板ヘルニアガイドライン

肝心なところは「症状は」という言葉でぼやかしている。椎間板ヘルニアは麻痺性疾患?疼痛性疾患?で疼痛性疾患ならばどのようなメカニズムでどこで活動電位が発生するわけ?

麻痺性疾患ならペインクリニックの出番じゃないだろ。そしてなれの果ての症例は存在するのか?

ヘルニアが原因で麻痺がおきるのは、頚では脊髄症、腰では馬尾症候群、いずれもきわめてまれ。
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by junk_2004jp | 2009-08-02 11:56 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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