2009年 08月 26日

な~んちゃって頚部脊髄症

b0052170_23202684.jpgAさん(70歳代、男性)は半年前より、頚痛、腰痛、左上肢、左下肢の痛み、しびれあり。

2つの整形外科を受診。

2つの整形外科とも「頚部脊髄症」との診断で手術が必要とのこと。1軒の整形外科では腰のすべり症もあるので下肢は腰からの症状とのこと。

Aさんの息子さんはある企業に勤めていたがお辞めになって整体師になるべく勉強中とのこと。その息子さんの勧めで当院を受診する。

病的反射なし。→脊髄マヒ症状を思わせる所見なし。

末梢神経障害を思わせる所見なし。

MPS以外に考えられない。

トリガーポイントブロックをする。

すぐにしびれや痛みは改善した。

私はとても不思議に思う。

なぜこんな症例を脊髄症と診断するのだろうか??

病的反射はなく、脊髄マヒを思わせる手指の巧緻運動障害はない、痙性歩行なし。

末梢神経障害を思わせる知覚鈍磨、筋委縮なし。
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by junk_2004jp | 2009-08-26 23:35 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
Commented by TK(タク) at 2009-08-27 20:47 x
「痛いと感じるの生きてる証拠だ」と言うのは良く聞く話だ。

痛みを感じるのは、痛みを感じるシステムが正常に働いてる証拠です。

痒みも、感じるのならアラームとしてシステムが正常であることです。

冷感、熱い、くすぐったい。みんな、システムが正常に働いてる。

でも、痺れだと、原因はシステム異常になる。
だれが、そんなこと、言い出したのでしょうか。これは、また医学史を紐解かなければなりません。

多分、科学的な根拠がどっかに有って…。

>毒を盛られて痺れる。

これは、毒を感知するシステムが正常働いてる。それとも毒のせいで、システム異常になったとでも?

毒の痺れを経験した事がない。どんな感覚なのでしょう?
正座の痺れなら、いくらでも。それと、TPの関連痛のしびれなら、今現在も。
Commented by ひつまぶし at 2009-08-28 11:55 x
>・・・・・痙性歩行なし。

まずもって、患者が診察室へ入ってくるときの足取りを、ぜんぜん見てないもん。
お医者さんの目は机上のPCにひたすら集中。
「ちょっとぉ、たまにはこっち向いてしゃべってくれや」って言いたいぐらい。

加茂先生ぐらいかなあ、入ってくる患者に正面向いて、「こんにちは!」と挨拶してくれたのは。
横顔しか記憶にないお医者さんも多い・・・・・


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