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心療整形外科

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2004年 11月 29日

ヘルニアで手術をすすめられたが

他県の柔道整復師A先生からの紹介の患者さんです。たぶんこれを見ていらっしゃると思います。ご紹介ありがとうございました。患者さんはよろこんで納得してお帰りになりました。

Bさん(60歳代、男性)は以前より時々腰痛になりますがそのつどA先生のところへ行き治っていました。今回、約1ヶ月前に右臀部痛が出現する。出現1W後に急に痛みが強くなり動きが困難となる。公立病院に入院する。MRIで4/5のヘルニアがあり強く神経を押さえているとのことでいずれ手術が必要となるだろうとの診断を受ける。

約1Wの入院でブロック注射などで改善したのでとりあえず退院する。(入院中2度強い腹痛に襲われる。:これはストレスが臀部にでたり腹部にでたりしているのです。)

ヘルニアで手術をすすめられたが_b0052170_19575868.jpg図のような強い圧痛点がありました。下腿の痛みは足首の所の関連痛のような感じでした。軽く前屈の姿勢です。

圧痛点をブロックすると、痛みは取れて姿勢もまっすぐになりました。もともと現在はそれほど痛みは強くなかったのですが医師の「呪いの言葉」の解除のために来られたようです。

丁度その時に春より右の肩胛骨部に痛みがある同年配の男性Cさんがいましたので、同時に診察室でお話ししました。


Cさんは妻が脳梗塞で倒れて介護をはじめたころから痛みが出てきました。Cさんも圧痛点をブロックするとよくなりました。

「BさんもCさんも同じ病態なんですよ。だから同じ治療法でよくなるのです。圧痛点が肩にでたら五十肩、お尻に出たら坐骨神経痛と言っているだけのことです。いずれもストレスが関係していますが、なぜその部位を選んで表れるのかはよく分かっていません。」

by junk_2004jp | 2004-11-29 20:30 | 症例


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