心療整形外科

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2009年 10月 23日

除痛を目的とした手術は慎重に!

「手術すれば治る」との医師の言葉を信じ、「年齢からこれ以上の引き伸ばしは無理・・・」と、思い切って「その道の権威」と言われる病院の医師に手術をして貰ったにも関わらず、2度に渡り手術が成功したとは思えないような痛み・痺れに悩まされる状態となってしまい、「これなら手術しないほうが良かった。」と、手術を受けた事を悔い・毎日痛み・痺れと闘いながら生活している・・・・


このような内容のメールや電話での相談をしばしば受けている。もちろん実際に診療している人も少なくない。

特に、頚の手術で後面の切開がケースが多い。切開した所の筋肉が突っ張ってしまって、周囲の筋肉を広範囲に突っ張らせてしまっている。

手術をしたことを後悔している人を何人も知っている。

腰でも、固定術など大きな切開をした人にもみられる。

手術は成功したのだが痛みが取れない・・・・そもそもの前提が間違っている。イイカゲンニ気づけ!

悪性腫瘍、感染症、神経麻痺、骨折など手術が必要なこともある。しかし、神経が圧迫を受けていて痛いとか、構造異常があるために痛むとかいう理由で手術を勧められる場合はよくよく考えるように。

慢性の痛みやしびれはほとんどが筋性疼痛です。

手術は一部の患者にはいくらかの改善をもたらすが、“半数近くは改善を得られないだろう”。そして手術によって改善しない人々は、改善の見込みが不確かな、“failed back surgery syndrome”という厄介なカテゴリーに入る可能性が高いことに博士は言及している。 (FILE215


そもそも医師の処置が正しいのかどうかを論ずる前に、多くの医療者のなかに慢性痛や筋肉に関する概念がほとんどないというのは悲しい現実である。痛みば急性痛と慢性痛とでは病変がまったく違うため、治療法もまったく別のものとなる。アセスメントやマネジメントのためには、急性痛と慢性痛の鑑別は絶対的に必要である。(FILE452)


過去百年間の腰痛にまつわる話題のほとんどは、実のところ整形外科的な理解および治療の話です。解剖的損傷を探すこと、そしてそれを治す方法を見つけようとしてきました。これは、非常に機械的な(mechanical)治療方法であり、多くの問題点を無視しています。そして実際のところ、この方法は効果がありませんでした。・・・かつての生物医学的腰痛モデルがプライマリーケアの段階において失敗であったことが、概ね判明している(FILE89

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by junk_2004jp | 2009-10-23 01:09 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
Commented at 2009-10-23 17:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ram at 2009-10-23 19:44 x
全く同様のご相談が数多く来ています。
このようなご相談を拝見する度に
この状況を一日でも早く改善する為に
もっと活動を拡げなければと痛切に思います。


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