2010年 01月 19日

すべり症という病名はなくすべきだと思うのだが・・・

b0052170_18231667.jpgAさん(中年女性)は5年ほど前より腰痛に悩んでいます。

特に立ち仕事がつらい。睡眠は十分にとれない。

「腰椎すべり症」手術が必要との診断を受けています。










b0052170_18234285.jpgレントゲンでは3/4、4/5ですべりがみられますが、このような写真は何も珍しいものではありません。

Aさんは4日間、泊りがけで治療にいらっしゃいました。

「おかげさまで痛みが半減いたしました。帰宅してからは**でTPBを打ってもらいました。テニスボールで痛点マッサージも行っております。・・・・・・まずまずホットしております。」


Aさんは「生物・心理・社会的疼痛症候群」=慢性の筋筋膜性疼痛症候群だったのです。

レントゲンを撮ったらたまたま「すべり」が見つかっただけなのですが、これが痛みの原因ではないのです。

生理学的に説明がつきませんし、統計的に見ても説明できません。またなにより治療経過なんかからみても説明できないのです。

ところが、医師は「すべりが原因だ」と思いこんでしまうのです。だから、どのような治療をしても一時抑えに思えるのです。

思いこんだら百年目!もうほかのことが考えられないのです。

すべり症の手術をして苦しんでいる人はしばしば見かけますが、すべり症そのもので苦しんでいる人は見かけません。

ただし、医師から「すべり症」という烙印を押されてしまい痛みに悩まされる人がいるのです。
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by junk_2004jp | 2010-01-19 18:30 | 慢性痛 | Comments(0)


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