2010年 02月 08日
腰椎すべり症、腰椎分離症、腰椎不安定症など聞いただけで痛くなりそうな病名ですね。 これらは痛みやしびれの原因とされることがありますが、健常者でもみられますし、科学的根拠はありません。 ただし、中学生ごろのスポーツ障害を腰椎分離症ということがあります。これは関節突起の疲労骨折だといわれています。骨折ですので除外してください。 ついでにヘルニアや脊柱管狭窄症も痛みやしびれの原因ではないと思います。 これらの病名は患者さんを不安にさせて痛みの治癒に決していい影響はありません。 我が国には、CTもMRIも全世界の3分の1の台数があると言われています。 これは「あなたも私もおいしい患者・9割の病気は自分で治せる」という本からいただきました。面白い本ですよ。 痛みの画像診断は「悪性腫瘍、感染症、骨折など明らかな損傷、リウマチ周辺の炎症性疾患」の除外にあります。 またこの本には次のようなデータもありました。 つまり日本のお医者さんは過大な設備投資をして安い料金であくせく働いているのです。 それが言い結果を生んでいるのならまだ分かるのですが、脊椎恐怖病名シンドロームの患者さんを増やしているのは皮肉なことですね。
by junk_2004jp
| 2010-02-08 23:00
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