2010年 04月 07日
整形外科医が認めた整体師のパロディー版です。 最近は整形外科医はバカにされているのをしばしば耳にする。 ヘルニアがあってもなくても、痛み止めと湿布で「様子をみましょう」だからね。いいかげんに気づいてしまった患者さんも多い。つまり「医者」という看板の威光もなくなりつつあるわけです(痛みの治療に関して)。 私が整体師なら大病院の前で開業しますよ。 神経根ブロックをして効いたら、そこが原因である証拠だなんてバカなことをいってるんですから。 あの痛みは神経の絞扼による異所性発火だなんていってるんですから、まあ、整体師など代替治療家から、心の底では笑われていることでしょう。 ところで、 Aさん(70歳代、男性)は当院のご近所です。私は何度か、そこのおばあさんの往診にいったことがあります。 Aさんは2W前、畑仕事をして翌日から、右お尻~下肢にかけて痛くなりました。 数回、整体師に通い施術を受けましたが改善しませんでした。Aさんはどうしたものかと整体師に訪ねたところ、「加茂へ行け」とおっしゃったとか。整体師に認められた整形外科医なわけで光栄なことです。 「加茂ならうちの近くで知っている。」ということでおみえになりました。 人生とはこんなもので遠方から当院にくる方もいれば、ご近所の方は他へいく。 Aさんはトリガーポイントブロックをするとすぐに楽になりました。 「整体で続けてマッサージしてもらえばいい。」といっておきました。一応、仁義として。 これ、他の整形へいったらどういうことになるか想像できますよね。 レントゲンとってMRIとって、たぶん「脊柱管狭窄症」・・・・そして治らない・・・慢性痛。 畑仕事で小臀筋を傷めたんですよ。
by junk_2004jp
| 2010-04-07 23:28
| 急性痛
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