2010年 04月 21日

毎日、脊柱管狭窄症の手術犠牲者が来院されます。

脊柱管狭窄症の手術をしたがよくならない患者さんが、ほぼ毎日、日によっては数名の新患でいらっしゃいます。

トリガーポイントブロックをすると、すぐに、その場で歩行が楽になります。杖を使わなくても歩かれる!

患者さんの顔が、ほころびます。「えっ?」というような表情もされます。

いままで散々なめにあっていたのです。

検査、検査・・・「様子をみましょ」「長いこと圧迫されていたので回復には時間がかかりますよ」なんていわれ続けられていたのですから。

私がオペをした医師なら、ノイローゼになってしまうでしょう。なんで、反省しないのか不思議でなりません。よくならない人がとても多いのになぜ、次から次と手術をするのでしょうか?

脊柱管狭窄で痛みやしびれが起きるはずがありませんよ!

昨日来られた、70歳代の女性は同じ病院で2度、手術を受けたがよくなりませんでした。

今日の患者さんは、70歳代の男性・・・

昨年、冬、2台の車のタイヤ交換をしてから、臀部~下肢痛。5月に手術をするも改善せず。最近、再度MRI。

小臀筋、外側広筋、ひ骨筋などのトリガーポイント症状でした。その場で症状が改善し歩行が楽になりましたよ。

「タイヤ交換をしてから痛くなった。」と聞いただけで、ベテランの医師なら分からなくてはいけません。かけだしの新米医師ならともかく・・・。しかし、なにも分からない医師が専門医としてメスを持っているのが現状なのです。

医療費の多くが無駄になっているのです。こんなことを放置すべきではありません。

脊柱管狭窄が痛みやしびれの原因だとする説は生理学上、説明ができません。だから手術をしてもよくならないのです。この状態を放置すべきではありません。
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by junk_2004jp | 2010-04-21 13:51 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(11)
Commented by TK(タク) at 2010-04-21 21:10 x
タイヤを交換すると、脊柱管が縮まるのですか?骨(靭帯もありますが…)で出来てるのですが…。

椎間板が飛び出したとか、すべり症になったら、想像しやすいのですが。
素人には、難しい世界ですね。
Commented by カペッロ at 2010-04-22 00:12 x
生理学上、椎間板は何の為に存在しているのですか?
椎間板は無くても、日常生活に支障はない?
Commented by junk_2004jp at 2010-04-22 00:39
椎間板は脊柱をスムーズに動かし、重力を緩衝するものです。

仙椎は椎間板が退化して骨同士が癒合していますが、もとは5椎ありました。

尾骨もそうです。

頚椎には時々、2つの椎体が癒合したもの(癒合椎)がみられます。

病的な意義はありません。
Commented by カペッロ at 2010-04-22 08:16 x
椎間板は脊柱をスムーズに動かし、重力を緩衝するものです。
→では、すべり症のひとや椎間板ヘルニアと診断されたひとはそういった動きに制限がある?!
Commented by junk_2004jp at 2010-04-22 13:19
高齢者で多くの椎間板が障害されているとそうでしょうが、少ない椎間板ではほとんど影響はないものと思います。
Commented by カペッロ at 2010-04-22 22:47 x
なぜ高齢者だけ影響が出るのでしょうか!?
Commented by junk_2004jp at 2010-04-22 23:36
高齢者でなくてもいいです。
Commented by アイ at 2010-04-24 00:50 x
椎間板に重力を緩衝作用があるのでしたら、
バスケットの様な飛んだり跳ねたりするような行動をすると、
筋肉に負荷がかかりやすくなるのですか?
Commented by junk_2004jp at 2010-04-24 01:02
限度を超えなければ大丈夫です。
Commented by アイ at 2010-04-24 02:02 x
有難う御座います。もう一つ椎間板で質問があります。
椎間板ヘルニアになると、傷んだ椎間板内に痛みを伝えている神経が入り込んで、それが痛みの原因と言われている事がありますが、これは生理学上ありえるのでしょうか?

http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/anes/www/pain/therapy/surgery.html
Commented by junk_2004jp at 2010-04-24 07:37
椎間板性疼痛という概念のもとになりましたね。

「新規研究は椎間板造影を有痛性椎間板変性の診断検査として使用することに終止符を打てるか?」

という題のレポートがあります。

この考えは今では否定的です。

20歳を過ぎるとだれでも椎間板の変性が始まります。

痛覚神経が存在するからといってそこが痛みの現場になることはありません。

たとえば、足裏が痛かったとします。

そこには痛覚神経がある。

誘発性造影剤を注射したら、痛みが再現できた。

やっぱり、そこが痛みの原因だった。

というのと同じ理論構成をやっているわけです。


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