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心療整形外科

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2010年 04月 29日

最近のTPが効いた症例

Aさん(男性)は腰痛で来院されたのですが、ついでにということで、「腹部の手術をして依頼、半年ぐらい前より、ペニスの痛みがある」

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腹部の手術痕によるTP症状だと思い、腹部の圧痛点に注射しました。数回の治療でよくなりました。

この方は腰痛の治療もしていましたので、腰痛の治療にまとめられて、こちらの方の治療は保険診療にはなにも反映されないのです。

保険診療報酬の矛盾ですね。持っている知識や技術が診療報酬に反映されないのは残念なことです。

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Bさんは数カ月前、旅行から帰ってより、足の拇指裏が痛くて歩行困難になりました。そのうち、痛みはお尻のほうまでひろがりました。

最近のTPが効いた症例_b0052170_13545464.jpg


長拇指屈筋のMPSでした。これが責任TPであとはサテライトTPでしょうか。1回の治療ですぐによくなりました。

Bさんの足はいわゆる「モルトン足」(第2指が長く、足裏のタコの位置は第2指の付け根にありました)でした。

AさんもBさんもいろいろ検査治療をされてきたのですが、医師がTP症状を認識があると、とても安い、簡単な治療で改善するのです。

厚労省は医学専門学校(医学部)で筋筋膜トリガーポイント症状を教えることにすれば、医療費の削減に大いに役立つと思う。

by junk_2004jp | 2010-04-29 14:01 | MPS


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