心療整形外科

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2010年 05月 28日

バカげた診断「脊柱管狭窄症」の流行

脊柱管狭窄症、すべり症のAさんが診察にこられました。

Aさん(80歳代、男性)はすべり症、脊柱管狭窄症と診断されていました。1回だけの外来治療でしたが、お礼状をいただきました。
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b0052170_19164366.jpg本日はやはりすべり症、脊柱管狭窄症と診断をうけていた70歳代の女性Bさんがご主人といっしょに来院されました。

Bさんは1ヶ月半ほど前、急に左下腿が痛くなり歩行困難となりました。病院に入院してレントゲン、MRI、下肢の動脈血流量の測定などの検査を受けて、上記診断されました。

プロスタグランジンなどの薬物治療を受けるも一向に改善しませんでした。最近は睡眠障害もあります。手術の選択もあると言われていました。

ご子息のすすめで当院を受診されました。

図のような圧痛点がありましたので局所麻酔を注射するとすぐに痛みが消え歩かれるようになりました。

Bさんの目からは涙がでました。

お話によると、若いころから脚が攣ることがしばしばあったそうです。

下腿の筋筋膜性疼痛症候群だったのですね。

神経根が圧迫を受けて下肢に痛みやしびれが出てくるはずがありません。そんな無茶苦茶な生理学はありません。

このバカげた流行をやめさせなければ医療費はかさむは病人は増えるは大変です。

高齢者の人生の最終章がだいなしになります。

私が上手なのではなくて他がどーかしてるぜ!。

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by junk_2004jp | 2010-05-28 19:25 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(1)
Commented at 2010-05-28 23:35
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