心療整形外科

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2010年 06月 26日

MPSを診る医師を育てる

目標はMPSの概念を広げることなのですが、実際には患者さんのほうばかりに幅広く広がり、数少ないMPS研究会員のもとに慢性難治性患者さんがおしかけるという構造になっています。

医師が、疲弊してしまわないかが心配です。


あるMPS研究会の先生からいただきました。

MPSの概念が普及する数が医師側と患者側が比例しないんですね。

勤務医は公表できないことがあります。他の医師との折り合いの問題がありますから。ひとつのところで大きく説明が異なっていたら問題です。

それで隠れキリシタンのような先生もいらっしゃいます。

先日、開業医が公表を取りやめられました。

私はもう慣れていますから、大丈夫なのですが、カルテは速記させています。説明して治療してカルテを書くなんてことは短時間では不可能なのです。

慢性の痛みを持つ人は多部位に広がっていることが多いものです。

従業員(看護師、医療事務)も慣れる必要があります。

医師は心身のスタミナが必要です。

患者さんはしっかり検査することが重要だと思っています。しかし、痛みに関しては検査は特異的な病気を除外する意味しかありません。

今日はこんな症例がありました。

40歳代、女性、3か月前、肩の腱板石灰化症(ピロリン酸カルシウム結晶沈着症;仮性痛風)、その後、肩の動きが悪くなる。MRIの検査の結果、骨を削る手術を勧められた。

遠方からいらっしゃいました。

棘下筋、大胸筋などのMPSでした。一回の治療で改善がみられました。

MPSを知っていれば、検査もなにもいらない、簡単に治療できるものを、手術だなんてね(笑)。

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by junk_2004jp | 2010-06-26 23:50 | MPS | Comments(0)


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