心療整形外科

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2010年 08月 28日

異所性発火では説明できない末梢性痛覚過敏

根性痛の根拠とする実験の信頼度は?③

根性痛の説明は異所性発火(神経線維の途中で脱分極が起こる)が用いられる。

これは正常な神経では起きない。

ヘルニアの場合は髄核による神経の炎症、脊柱管狭窄症の場合は圧迫による神経への血流障害とされる。

先に根性痛ありきで、あとからご都合でひねり出した感じはしないか。

ではヘルニアのときは血流障害はいわないのか。

ヘルニアや脊柱管狭窄症では必ず圧痛点がある。

圧痛点は痛覚が過敏になっているところだ。末梢性痛覚過敏。

お尻やふくらはぎに圧痛点があるが、異所性発火ではこれを説明できない。

また、慢性痛では中枢性の痛覚過敏が起きているのだが、これを防ぐには早期に鎮痛させる必要がある。

異所性発火を早期に鎮痛させるにはどうすればいいのか。

ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術をしてもよくならない人は毎日のように訪れる。

なかにはRSD(CRPS)タイプの人もいて改善に難渋することもある。

Aさん(60歳代)は慢性の腰痛あり。昨年末、痛みが激しくなり、5月にヘルニアの手術を受ける。

しかし、痛みは全く改善せず。

8月初め、当院を受診。杖歩行。

3W、6回の治療(Tp-B)で治癒した。

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by junk_2004jp | 2010-08-28 19:40 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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