2010年 09月 27日

厚労省が慢性痛を認めたということは・・・・

厚労省が「慢性痛」を認めました。

これはすごいことなんですよ。

まずはどうして慢性痛になるのかということですね。

医師は慢性痛になるのを最大限に防がなくてはいけません。

交通事故や労災がきっかけで慢性痛になった人が多いものです。

それに対してどのような保障がされるのでしょうか。

いままでは、心因性だとか、特に異常はないとか、神経症状はないからとか言ってきましたが、この言い訳はもう通じないのです。

昨日から痛い腰も10年前から痛い腰も保険診療では病名が同じというのは不思議なことです。

慢性痛を認めることによって、今までの整形外科医や脊椎脊髄専門医の言ってきた痛みのメカニズムの根拠がどうもあてにならないことが次第に明らかになることでしょう。

今までの痛みの医学の基盤がくずれ始めたのです。

保険診療では、慢性痛を防ぐ治療に厚い診療報酬が必要です。画像診断を繰り返してもなんにもなりません。画像診断は痛みを伴うことのなる特異的疾患(悪性腫瘍、感染症、骨折など明らかな損傷、リウマチ及び周辺の炎症性疾患)の有無を調べるだけです。

痛みと構造は別問題としてそれぞれの治療戦略が必要です。多くの場合、構造の治療は不必要です。

痛みの病名の見直しが必要です。

慢性痛に有効な薬を保険で使えるようにしないといけません。

慢性痛に苦しむ患者さんの便宜を考えた診療体制を作ることです。

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by junk_2004jp | 2010-09-27 20:51 | 慢性痛 | Comments(1)
Commented by testudo at 2010-10-19 19:04 x
香蘇散が傷みに効いたりする。


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