心療整形外科

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2010年 11月 24日

ヘルニア神話の崩壊

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Patrick Wall(英国、有名な痛みの生理学者)1999年


腰痛の原因は椎間板へルニアであると、ふつう信じられている。椎間円板は椎骨の間から突出して、感覚線維を含む脊髄後根を圧迫すると信じられている。

椎間板へルニアの頻度は、痛みをもつ人たちともたない人たちで同じである。

椎間板へルニアがあって痛みをもつ人々が、外科手術以外の方法で治療されると椎間円板の突出した部分は消えたり、消えなかったりする。

しかしこれは、まだ痛いか、それとも痛くないかに関係しない。

椎間円板の役割についての外科医の混乱は、突出した椎間円板を取り除く手術の割合が、国によって大きく異なることに反映されている。

10年前に、10 万人当たり、英国で100人、スウェーデンで
200人、フィンランドで350人、米国で900人であった。

この割合は現在下がり続けていて、神話がばらまかれて、少数の人の利益になるが多くの人の不利益になるような不名誉な時代は終わった。

不利益をうけたある人たちは、手術の結果、明らかにいっそう悪くなった。


これは有名な痛みの生理学者によって21年前に書かれた本です。

ヘルニア信者は反論してください。

神経を圧迫すると痛みやしびれが生じるなんてトンでもない説です。

それが日本では未だにこの神話が語られています。それも一流といわれている病院で。

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by junk_2004jp | 2010-11-24 22:00 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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