心療整形外科

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2011年 06月 24日

医師の頭は?

掲示板より

それはともかく、TPBで検索した病院は、加茂先生のTPBと違いすぎる。筋筋膜疼痛症候群ででヒットした、大病院の麻酔科へ行ってきました。

色々と、話(議論)して、加茂淳先生のホームページを見て下さい、と言ったのが1週間前。

そして、加茂先生のHPを見てくれましたか?の私の問いに、「あれは、肩こり程度の話ですね」で、かたずけられました。

誰の考えか?

本気でそう思うのか? 組織の中でそう言わざるを得ないのか?

麻酔科は、整形で手術しても、治らない患者が多数いることを知っている。

手術しても治らない患者がお客様。なんとなく、そんな構図を感じました。

病院のHPに筋筋膜疼痛症候群を載せていながら、大病院の医師は理解してないのか、理解してはいけない状況なのか。

私には、加茂先生の考えが本流になるまで、知らんふりを決め込んでいるように見える。


私の医院にくるヘルニアや脊柱管狭窄症の手術をしてもよくならない患者さんはたくさんいる。

お決まりのA病院、B病院だ。最近C病院経由も増えつつある。

いずれも脊椎手術をさかんににしている病院だ。

私がその病院の院長なら耐えられないレベルだ。ノイローゼになる。

なぜ反省しないのか?

なぜ考えてみないのか。とても不思議に思う。

痛みのメカニズムなんて、大雑把に勉強すればすぐに理解できるはずなのに。

ビジネス界で生きる人はこれだけ多数のリコールが起きれば、組織をあげて徹底的に分析し改善するはずだ。医療界ではそれができていない。

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Mさんは図のように痛みがありました。

右下肢の痛みはMRIでヘルニアがあるので「ヘルニアによる痛み=器質的痛み」

左のお尻の痛みはMRIに写っていないので「心因性」

それで手術をしました。

痛みは全くとれませんでした。

今度の説明は「全部心因性」

脊椎手術でとても有名な病院(県外)での話です。この病院経由の患者さんも何人も診ました。


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by junk_2004jp | 2011-06-24 08:26 | MPS | Comments(13)
Commented by ひつまぶし at 2011-06-24 12:30 x
その業界には、いざというときの切り札の言葉「心因性」がありますから。
「痛みをとるには手術しかない」から手術を受けて、それで痛みがとれないと「痛いはずがない。その痛みは心因性だ」では、2階にのぼってハシゴをはずされたようなもの。
自動車・給湯器・ファンヒーターには心因性の不具合って無いですもんね。
Commented by junk_2004jp at 2011-06-24 12:56
なるほどねw。

伝家の宝刀「心因性」がありますね。医学界には。

これについてちょっと書きたします。
Commented by タク at 2011-06-24 13:17 x
心因性なら最初から手術の必要無いでしょ?
Commented by 板橋の腰痛患者 at 2011-06-24 14:17 x
お医者様は皆、われわれからすれば難しいことを勉強されて医師の国家試験に合格されるほどの頭のいいかたなのになぜなんでしょう・・
まあ、私は必ずお医者様を選びぬきますが・・(笑)
だって、自分の体ですもの。母親もあといっぽ遅ければ、命の失うところでした。ステージ2から3の大腸がんでさえ分からない、いいつも通院している内科医がいたことに唖然としました。
幸い、母親は、茶髪でとてもお医者様には見えない風貌の若い外科医によって無事助かりました。
風貌とはことなり、話す内容は明快ではっきりもの言い、すばらしいインフォームドコンセントをして頂き手術に挑んでくれました。
Commented by ひつまぶし at 2011-06-24 19:42 x
タクしゃん。その業界所属の一定数の方は、「心」「心身」なんて、ハナからなぁ~んも考えちゃおらんのでは?
手術後痛みが消えればよし、消えなかったら「心因性」(取扱注意用語ですが)に分類。
その方たちにとって、その痛みが心因性がどうかは、切って初めてわかること。ばくちですね。
タクしゃんの言うとおり、心因性なら最初から手術は想定外です。
手術後思惑がハズレたとき重要なことは「オレのせいじゃない」という主張。
その文脈で「もう痛いハズがない、それは患者が自分で作っている痛みだ、心因だ、ノイローゼだ、気にし過ぎだ・・・etc.」という言葉になるんだとあたしゃ想像しています。
そんなふうに突き放されたら、患者さんは絶望しちゃいますよ。
いつからその痛みが手術適応から心因性に変化したのかなんて、後で誰も問い詰めないでしょうし。
心や脳の中のことなんか、ほかの誰にもわかんないから。
「オレのせいじゃない」と主張したいときには、実に便利な言葉です。
それで通用する業界なんでしょかね。
まだ「諸般の事情で」のほうが人に優しいかも。
Commented by チャッピー at 2011-06-24 21:35 x
「ヘルニア圧迫で神経が痛んだので、痛みや麻痺が残った」
はどうなのでしょうか?
Commented by タク at 2011-06-24 21:38 x
まさか、国家資格をお持ちの方。立場ある方が。ばくちなど。でも、ばくちにもなってないような…。
でも、ふつー、治療って侵襲性の低い治療からやるのでしょ。業界君(いとうせいこう。ふっふっ古すぎ)のジョーシキ。
メス入れる前に、診断つけないのでつか。。メスを入れる前に疑わないのですか。。「心因性」 
最後に心因性と除外出来て、メスを入れられるのでは? 命に関わるような緊急を要する判断ですか。
患者が強烈な痛みを患ってます。それは、早急に取るべきです。加茂先生がいつも仰るように。
でも、安心、最近の整形外科医は痛みの原因は心因性である診断も出来るようになったのですね。
どんな診断基準か存じませんが…。え、まさか、あれじゃ無いですよね。まさかねー、国家資格を持ってる方が、しかもメスを入れる方が、「あの、消去法を使うとは」 愛川欽也のなるほど・ザ・ワールドみたいに、「はい、消えた!」(これも古い)。まさか。楠田枝里子調で言って下さい「実は、心因性だったんですねー」
ひつまぶしさんの言う通りなら、それは医学的な知見では有りません。
Commented by ひつまぶし at 2011-06-24 22:09 x
タクしゃん(^^)
タクしゃんの「ふつー」は世の中の「ふつー」と一致してないかも知れないよ?(私の「ふつー」はもっと一致しないだろうけど)
それに、医者だから医学的とは限らないかもしれないよ?(ああ、もうこんなこと書いちゃおしめーだ。お出入り差し止めになりそ~^^;)
とりあえず、「オレのせいじゃない」⇒「患者の心のせいだ」みたいな苦しい言い訳(に聞こえる)は、見苦しいからやめてほしいな。
「諸般の事情」なら、誰も傷つけないじゃんよ。
「心因性」は何もかも患者におっかぶせて傷つけ悩ませ迷いの中に放り込むだけな気がする。
Commented by junk_2004jp at 2011-06-25 00:44
チャッピーさんの質問

「ヘルニア圧迫で神経が傷んだので、痛みや麻痺が残った」はどうなのでしょうか?

神経線維が絞扼されると麻痺が生じます。傷んだ神経に発芽によって触角神経や交感神経と連絡すると痛みが生じることがあります。

これをCRPSタイプ2といいます。とても稀なものです。きわめて難治。

腰部椎間板ヘルニアによって神経が絞扼されて麻痺が生じるのを馬尾症候群といってとても稀な状態です。48時間以内の手術が必要です。


Commented by junk_2004jp at 2011-06-25 00:49
筋肉の強い攣縮(痛み)→ヘルニアの発生→神経絞扼→麻痺

緊急手術が必要です。
Commented by junk_2004jp at 2011-06-25 02:06
急激に大量のヘルニアが出た場合、麻痺が生じることがあるのです。これを馬尾症候群といいます。緊急手術が必要です。

一般的なヘルニア(急激、大量でない)は無症候性です。つまり何も起こしません。

だから腰ヘルニアによって麻痺が残った(身体障害)人はみたことがありません。

だから私が掲示板で回答ができるのです。もし麻痺が生じる可能性があるのなら無責任なことはいえませんね。

Commented by junk_2004jp at 2011-06-25 02:11
「神経が長く抑えられていたのでしびれが残り力が入らない」

これは医師の考えた非科学的な説明です。

もしそうなら機を逸せず手術すべきだったのです。裁判ものです。

しびれ、痛み、力が入り難いなどはヘルニアのせいではなくてMPSのせいなのです。
Commented by ひつまぶし at 2011-06-25 08:40 x
>ヘルニア圧迫で神経が痛んだので、痛みや麻痺が残った

手術の前って、お医者さんはどういう説明をするのでしょうか。
「努力しますが、ヘルニア圧迫期間が長かったんで、ひょっとしたら痛みや麻痺が残るかも」という観測を言うのかしら。
う~む、私には「事後の満足度が高くなかったときのための予防線」に感じられてしまう・・・・・(どこまで疑り深いねん)

他科でもこういう言い回し、ときどきされることがあります。
「悪くなるまでに時間がかかってるから、治るまでにも同じだけの時間がかかるよ」・・・・
ほんまでっか。


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