心療整形外科

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2011年 07月 14日

知らない方から感謝の電話

今日の午前中に電話がありました。

Aさん(70歳代、男性、福岡市)はすべり症の手術をしましたが、腰痛は改善しませんでした。

たまたま「わかさ7月号」の私の記事をみつけて、これだ!と思ったとのことです。

そこで主治医に「わかさ7月号」を買い与えて、ここに書いてあるようにしてくれと告げました。

その結果、腰痛は改善したということで感謝の電話をかけてこられました。

MPS関連クリニックの大分の山下クリニックにもいかれました。そこでの診療もとても効果があったとのことでした。

福岡市にもMPS関連病院はないかとのことでしたが、今のところ私たちの研究会にはいっていらっしゃる先生はいません。

トリガーポイントブロックはどこの病院でもしてくれると思いますが、やはりMPS(筋性疼痛)という概念があるのかないのかというところが治療のポイントです。

山下先生は鍼をされます。


MPS(myofascial pain syndrome)=筋筋膜性疼痛症候群は病名なのです。

つまり診断名です。

理論だとか治療法だとか誤解している人もいるようです。

MPSは診断基準があります。

MPSの理論的よりどころは、神経生理学、筋生理学、脳生理学です。

MPSを知っている医師は心因性という言葉は使わないでしょう。どのような痛みも脳の認知と反応なのですから。脳(心)が関係しない痛みはありえないのです。

MPSは心身医学そのものです。筋肉と脳との情報のやりとりなのです。

急性痛と慢性痛は治療の方法に違いがある場合もあります。慢性化すると厄介ですので急性痛のうちになおすべきです。

急性痛は消炎鎮痛剤が効きます。慢性痛は消炎鎮痛剤が効きません。

筋骨格系の痛みの殆どはMPSです。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、変形性関節症、五十肩、顎関節症、テニス肘などいろいろな病名が使われますが、痛みそのものはMPSです。

MPSの治療法はいろいろあります。トリガーポイントブロックはその代表的なものです。硬膜外ブロック、星状神経節ブロック、鍼、マッサージ、ストレッチ、電気治療、認知行動療法などさまざまです。

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by junk_2004jp | 2011-07-14 20:15 | MPS | Comments(4)
Commented by ひつまぶし at 2011-07-14 20:47 x
>そこで主治医に「わかさ7月号」を買い与えて、ここに書いてあるようにしてくれと告げました。

「買い与えて」「このようにしてくれ」・・・(・_・)
スゴイ。
ほんとだね。自分のカラダだもん。相手が医者だろうが、なんの遠慮や気遣いがいるものか。リクエストは真剣にストレートに。
もし、なんのかんの理屈つけてやってくれなかったら、「あ、そう、じゃ。あばよ」とか言って、買い与えた本をひったくって、振り向きもせずすたすたと診察室から退去する。我慢なんかせず。(診察代だけは払って ^^;)

(後半部分はひつまぶしのいつもの妄想)
Commented by junk_2004jp at 2011-07-14 22:46
医者は何も知らないのにプライドだけが高い人が少なくないですが、よくしてくれましたねw。

HOW TO TEACH DOCTOR ABOUT MPS
Commented by ひつまぶし at 2011-07-14 23:07 x
そ、そうですね(^^)
患者の頼みにこたえてくれるお医者にめぐりあうまで、買い与えた本をひったくって出て行くなんてことはやめて、やってくれなくても本はそこに寄付していくことにいたしましょう。
先生が読んで開眼してくれることを期待して。

1県に1ヶ所の割合でMPS関連病院が増えるといいなあ。地産地消★(意味が違うか)
Commented at 2011-07-15 08:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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