2011年 07月 22日

脊椎固定術

脊椎固定術後たいへんな苦しみの中にいる人を何人も診たことがある。

現在も何人か診ている。麻薬を使っても痛みをコントロールできない人もいる。車いすの人もいる。

それでも固定術をするというのか?

脊椎固定術がなぜ必要なのか?

だいぶ前の話なんだけど、東京の方で北海道で固定術を受けたがよくならない。

医師は、「なぜよくならないかわからない。もし今後わかったら教えてほしい」と患者さんに告げたそうな。

その方は私のところで治療してかなりよくなった。

「筋肉が痛みの原因だったのですよ」と教えたのかどうかは聞かなかったが。


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別の症例だけど、さをさんはあれから看護師になりました。今でも年賀状をいただきます。記憶に残る症例ですのでここに掲載します。

東京の有名大学病院で椎間板造影をして固定術を予定していたそうです。

さをさん

介護士を始めてから腰痛と出会い6年目に入りました。今回の腰痛騒動が起きるまでの6年間に3回程激痛に見舞われ休職しました。一番長くても2週間で復帰しました。それからはごまかしながら仕事を続けてきました。今年の4月に腰部に痛みを感じるようになりました。

5月は腰をいたわりながら仕事を続けましたが6月に入ってからはごまかしがきかなくなる程痛みは強くなりました。

7月頭から休職。自宅内では必要最低限の歩行はしていましたが、歩行時に痛みが強く出る為徐々に歩行をしなくなりました。主治医から「痛みがあっても動きなさい」という指示があり筋力低下を心配していた私は自転車に乗る事にしました。

最初の2日間痛みもなく屋外を30分程走る事ができましたが3日目に自転車走行中、雷にうたれたような激痛が走り1週間寝たきりになってしまいました。

それからは動作時痛と再発の恐怖の為、全く歩行をしなくなりました。室内の移動は床を這い、通院は車椅子です。

8月も同じように過ごしました。

9月に入り、前ぶれもなしに突然腰部の激痛に見舞われました。その痛みは尋常ではなく悲鳴とうめき声を繰り返し呼吸をするだけで腰に響いて声を出す事もできず意識も遠のく程でした。その時に掛かっていた大学病院に緊急入院を申し出たのですが断られました。

知り合いから座薬を貰い初めて座薬を使いました。安静時痛には効きましたが動作時痛には全く効きませんでした。痛みで身動きが取れない状態だったのでオムツをつけて5日間過ごしました。

その激痛は再度襲ってきましたが同じように耐えしのぎました。心の中で「このまま心臓が止まってしまえばいいのに」と何度も思いました。最悪の状態を脱し何かにもたれて座位を取れるまでになりましたが歩行はおろか自力移動すらできなくなっていました。すのこの下面にキャスターを4つ取り付けたものに乗ってトイレや風呂場まで運んでもらっていました。激痛が起きる度に痛みが強くなり生活の質が低下していきました。

そんな時加茂先生のHPを見付けそこからTMS理論の勉強を始めました。10月12日の昼から突然、歩行ができるようになりました。筋力が低下しフラフラ+歩き方もぎこちなかったけれど3ヶ月ぶりの起立歩行は感動ものでした。しかし歩行時の痛みはしゃがみこんでしまいたくなる程で連続歩行距離も30メートル程度です。

歩行ができるようになったとはいえ、歩行時の痛みは顔をしかめてしまうほどのかなりのものですがそれでも歩行は続けた方がよいのでしょうか?私自身、やめてしまうと恐怖感でまた歩けなくなるのではないかと心配です。

整形外科には5ヶ所掛かりましたが4ヶ所で手術を勧められました。ヘルニアの所見はなく椎間板変性のみです。某大学病院の超有名な教授からL5S1後方固定術を勧められており現在保留にしてあります。

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加茂先生、ケイしゃん、そして掲示板のみなさまこんにちは。加茂整形外科医院に入院して45日で完全復活いたしました\(~o~)/兼六園に行った時の写真も掲載していただき、有名人になった気分です(。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)ニタァ♥

入院時は前傾姿勢で30メートルの歩行がようやくでした。しかし、今では元気に飛び回っています。痛みはほとんど感じません。

痛みと闘っていた頃の私は、自由を奪われ生きる気力さえなくしていました。加茂先生、本当に本当にありがとうございます。先生は私の命の恩人です。

入院生活で学んだ事は痛みと心は密接に関係し合っているという事です。知らない土地で家族や友人と離れ、自分自身を見つめ、徹底的に痛みと向き合いました。

加茂先生の治療を信じ、入院仲間と痛みについての議論を重ね、ひたすら歩きました。心と向き合って初めて、痛みを手放すヒントが得られたような気がします。最後に痛みを治すのは自分です。

私には社会復帰という課題が残されています。正直、不安ですが小松で学んだ事を胸に、頑張っていこうと思います。加茂先生、そしてケイしゃん、本当にありがとうございました。

私の腰の痛みは初期段階では動作時の電撃痛でした。雷にうたれたかのような激痛を一日に何百回も経験しました。当時の私は痛みの原因は構造異常が関係していると思い込んでいましたし、痛む時は動作時のみだったので筋肉というよりは骨で起きている(神経に触れている)といった感じでした。

3ヶ月以上の歩行困難とオムツを着用するほどの激痛、生活の質の低下、そして大学病院の教授らのオペの勧め・・・十分にオペ適応の症状だったと思います。しかし、「私の腰痛は本当に椎間板由来のものなのだろうか?」、「腰痛出現の一週間前のショッキングな出来事は痛みとは無関係なのか?」という疑問が残りました。ブロック注射等の治療効果は一切なく症状は悪化していきました。

実際、加茂医院に入院し適切な治療(筋肉とココロ)を受けみるみるうちに痛みがなくなりました。
正直、自分自身が一番驚いています。

半年間、痛みのためにできなかった事ができるようになり今はとても幸せです。
オペを考えている方はもう一度考え直して欲しいと思います。

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by junk_2004jp | 2011-07-22 13:28 | 慢性痛 | Comments(0)


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