人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2011年 11月 08日

元医学部教授の奥様がヘルニア

元医学部教授(外科系)からのメール

夜もほとんど眠れず痛みで七転八倒する状態。歩行も困難で日常生活に支障を来す。

9月頃,病院整形外科を診察、MRIで第4第5間の椎間板ヘルニアと診断され、姑息的療法か症状が強い場合は外科的手術を進められる。

薬物療法としてロキソニン服用するが効果は数時間。硬膜外ブロック効果は2〜3日間。残された神経根ブロックで効果がない場合は手術を決心。

現在も症状はあまり変化なし。
    
先日、先生の著書「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」を拝読。先生の治療法にいたく感激する。


そういうことで、先日、3日間治療にいらっしゃいました。

痛みはとても改善してお帰りになりました。

あとはご主人である元教授のTPBで治癒することでしょう。

痛みの本態はMPSなんです。

椎間板ヘルニアが原因で痛いのではありません。

私の著書には、同じようなエピソードで内科医の奥様のことがでています。

医師なら数回の見学で私の治療ができるようになります。

技術の勝利ではなくて考え方の勝利なんです。

このような治療がスタンダードになってほしいものです。助かる人はいっぱいいることでしょう。

保険診療においても回数の制限は問題です。

これで治り難いのは、不安障害やうつ状態が背景にある場合と中枢性感作がある場合です。

このときは経口薬が必要となることがあります。


by junk_2004jp | 2011-11-08 18:52 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾


<< ヤフー知恵袋      当院での治療をきっかけににして... >>