2011年 11月 20日
NHKによると「国民的大誤解」 「神経根がヘルニアや脊柱管狭窄、椎間孔の狭小で圧迫を受けるとその神経根の支配領域に痛みやしびれが生じる。」 これは整形外科医や脊椎外科医によって言われてきたことですが、生理学的根拠はありません。 レントゲンやMRIでまことしやかに説明されていることは間違っているのです。 科学の発達した現代において、100年前の珍説がいまだに語りつがれている。 これによってどれだけ多くの人が辛い思いをしているだろうか。 TKさんが面白いことを言った。 「ヘルニアによって触覚神経が刺激をうけて、触られてもいないのに触られている感じがする。・・・という話はないですね。」 つまり、痛覚神経だけが選択的に異所性発火するという理論はおかしすぎる。 知覚神経は一本で痛覚も触覚も受け持っているのではありません。 痛覚はC線維とAδ線維。 触覚はAβ線維。 それらは交わることがなくそれぞれ独立して脳に到達しています。 脳細胞と1:1の対応をしているのです。 痛覚神経、触覚神経はそれぞれその先端にはセンサーが付いていて、痛み刺激や触刺激を電気信号に変換します。 痛覚神経と触覚神経などはケーブル状になっていて神経後根になり脊髄後角に入ります。 痛覚神経だけが影響を受けるなんて不思議ですね。
by junk_2004jp
| 2011-11-20 19:01
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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