心療整形外科

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2011年 11月 28日

慢性痛の予防には教育が重要

筋骨格系の慢性痛を予防するには、国民の教育です。

医師の教育も重要です。

筋骨格系の痛みの殆どは筋性疼痛(MPS)です。

除外すべきものとして、痛風などの催炎物質による急性炎症、リウマチ、強直脊椎炎などの自己免疫疾患による炎症性疾患。

結核などの感染症、悪性腫瘍があります。

極めてまれですが、神経障害性疼痛(CRPSタイプ2、幻肢痛)があります。

骨折や靭帯断裂に伴う痛みもMPSと考えたらいいです。構造の損傷にMPSが合併していると考えてください。

構造の治療(骨折や靭帯断裂の治療)と痛みの治療(MPSの治療)は別問題です。

どちらかが治ると一方も治るという保障はありません。


そういうことで私たち整形外科医が毎日診ている患者さんは殆どがMPSなんです。

ただし急性と慢性の違いがあります。

それに不安障害や抑うつ状態が背景にある場合があります。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、頸椎症、肩関節周囲炎、胸郭出口症候群、頸椎症性神経根症、緊張型頭痛、顎関節症、変形性関節症。すべり症、分離症、坐骨神経痛、テニス肘、モルトン病、手根管症候群、骨盤輪不安定症、腰椎不安定症、腱鞘炎、足底腱膜炎、むち打ち症、打撲、捻挫・・・・・

これらの痛み・しびれはすべてMPSなのです。その痛みの生じるメカニズムは同じです。


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by junk_2004jp | 2011-11-28 14:00 | 慢性痛 | Comments(0)


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