心療整形外科

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2012年 01月 07日

五十肩

肩が痛くて動かすことが困難。

睡眠も十分にとれない。

血液検査、レントゲン、MRIに異常なし。

ほとんどの医師は「五十肩(肩関節周囲炎)」と診断するだろう。

まさか異常ありませんという医師はいないでしょう。

まさか身体表現性障害の疼痛性障害なんて診断しないでしょう。

では五十肩はどういう病態なのか説明できるでしょうか?

MPSを知っている医師なら説明できます。

多くは棘下筋のMPSです。関連痛は上腕部に現れます。

拮抗筋の肩甲下筋や小胸筋も次第に罹患することが多い。

これと同じことが体のいたるところの筋肉に起きる可能性があるのです。

小殿筋、内側広筋、ヒラメ筋、僧帽筋、腰方形筋、胸鎖乳突筋、斜角筋・・・・

五十肩は早く手当てをすればすぐに治ります。

慢性化するととても難治になります。

どの筋肉のMPSも同じことです。

頚筋のMPSで関連痛としての頭痛を緊張型頭痛というでしょ。

同じように坐骨神経痛も緊張型下肢痛といえばいいんですよ。

五十ケツでもいいですね(笑)。同じメカニズムです。

五十肩の発症のメカニズムをちゃんと述べることができるか、これが試金石。

「オレは脊椎専門だから肩のことは知らない。」なんて医師はいないでしょう。

人間がもし四つ足動物だったなら、五十肩になったらきっと間欠性跛行となることでしょう。

間欠性跛行=脊柱管狭窄症というのはいかにも拙い診断だと思う。


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by junk_2004jp | 2012-01-07 01:15 | MPS | Comments(1)
Commented by パニック野郎 at 2012-01-07 10:56 x
ぎゃはははw。五十ケツ!これいい!先生最高!今度からこれ使わせて頂きます!あと「人間がもし四つ足動物だったなら、五十肩になったらきっと間欠性跛行となることでしょう。」これも目からウロコ!わかりやすい!やっぱり今必要なのはこういったわかりやすい比喩ですよ。これからもどしどしこうした目からウロコのフレーズを生み出して頂きたいです。


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