心療整形外科

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2012年 08月 08日

第一人者の間で大きく見解がちがう筋筋膜性疼痛症候群・神経障害性疼痛

紺野愼一先生(福島県立医大整形外科教授)    iliholi 03  2010
なぜ「腰痛」は起こるのか

筋肉由来の腰痛もあり、ぃわゆる筋肉のねんざのようなものですが、これは骨・椎間板・椎間関節に異常がなくても発症します。長ぃ時間、前屈みになって仕事をしてきた人に多く、背中を反らす筋肉に負担がかかりすぎて筋肉が萎縮し、血行が悪くなることから生じる腰痛です。これも全体の数% にとどまりす。


水村和枝先生(中部大学生命健康科学部理学療法学科教授) 
Practice of PainManagement 2012/6
日本のデータではないが、痛み専門のクリニックを訪れた患者の85%がなんらかの筋・筋膜性疼痛症候群をもっていたと報告されている。


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研究者によって数%~85%とこんなに大きくはなれている疾患はない。我々開業医は何を信じればいいのだろうか。

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「神経障害性疼痛」にしてもそうだ
 IASP(国際疼痛学会)2008 定義;体性感覚系に対する損傷や疾患の直接的結果として生じている痛み


neuropathic pain 昔は神経因性疼痛といったものだ。

住谷昌彦先生(東京大学麻酔科)
Practice of PainManagement 2011/9
その頃、まさに神経障害性疼痛(当時は神経因性疼痛とよばれていました)が、脳のメカニズムで起こることが研究によって明らかになりはじめ、・・・・


一方、

海渡貴司先生、米延策雄先生(国立病院機構大阪南医療センター)
脊椎神経障害に対して、除圧術、除圧固定術


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痛みは見えないし測れない。言葉の定義されているものに対して、解釈の仕方が研究者、医師によって大きくことなる。

これでは患者さんへの説明も個人的な意見とならざるをえない。

私は30数年の臨床経験から、痛みは時間というファクターがとても重要だと思う。


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by junk_2004jp | 2012-08-08 13:59 | MPS | Comments(0)


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