2012年 09月 08日

ガキでも分かる生理学

痛いということは脳の細胞が興奮していること。電球がついているということ。
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ではその電気がどこで作られどういう経路を通って脳に到達しているのか。

本来の痛みの意味は侵害刺激からの逃避にあります。
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打撲や捻挫など一過性の大きな外力(このとき、骨折や靭帯断裂など構造破綻があることもあるが、痛みとは別の治療)、過剰な労働、運動、伸長性収縮によって起電されます。

骨折でもしていればレントゲンやMRIでわかりますが、それ以外は起電の部位はわかりません。

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ポリモーダル侵害受容器で起電されます。発痛物質や外力を電気エネルギーに変換するのです。

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電線(神経)を電気が送られていく様子です。電線(神経)を圧迫しても電気は生じません。

電線を圧迫すれば電気が生じるのなら、原子力も火力もいりませんね。

外傷や過労がおさまれば、痛みも収まるのならいいのですが(急性痛)、十分それらが収まったと思われる時期を過ぎても(3週間)痛みが続くことがあります(慢性痛)。

それは脳が痛み刺激に対して、反応するからです。筋肉を緊張させ、交感神経を緊張させるからです。(痛みの悪循環)

このようにして痛みがいつまでも続くと(慢性痛)、ワインドアップ現象といって痛みが強くなっていくことがあります。痛みの部位が広がっていくこともあります。

慢性痛では末梢性感作(受容器の受容体の数が増える)や中枢性感作(脊髄後角の受容体の増加、疼痛抑制系が弱まる)がおきます。

構造異常が電気をつくることはありません。軟骨や半月板、椎間板に変性があっても電気は生じません。あたりまえのことです。

極端な左右差やO脚は筋緊張を永続する可能性はあります。

レントゲンやMRIに写る変化は痛みの原因ではなくて、痛みによる筋短縮の結果、あるいは外力の結果です。生来のものもあります。

痛みはエネルギーともいえます。構造そのものがエネルギーをもつことは絶対にありません。


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by junk_2004jp | 2012-09-08 15:47 | 痛みの生理学 | Comments(10)
Commented at 2012-09-08 16:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-09-08 18:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by junk_2004jp at 2012-09-08 20:25
全く非科学的なことをいっています。

電線を圧迫しても電気は生じませんね。

強く思いこんでいて、どうにもならない。
Commented at 2012-09-08 21:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-09-10 23:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 筋筋膜疼痛で困ってる患者 at 2012-09-10 23:40 x
筋収縮はMRI、レントゲンでは写りませんよ。 実際に筋収縮からの痛みと痺れ、又、腰が張ってて重い…この症状になっている者です。

筋筋膜疼痛症 広島県、岡山県、姫路市 この3県 近県ですが 整形外科とベインクリニック(外来)があり(トリガーポイント治療をして下さるベインクリニックで)尚且つリハビリ室があって、腰を牽引する機械、理学療法士さんが腰のマッサージをして下さるような病院を探しています。

何方かご存じであれば教えて下さい。
Commented at 2012-09-11 00:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by junk_2004jp at 2012-09-11 03:40
“70年間、我々は腰の「損傷」の概念と共に生きてきた。これ以上正当化するには欠陥がありすぎる。さらに、これは医原性である。これ以上研究を行う必要はない。その論理構成は、時を経て役に立たなくなってしまった”と、Hadler博士は述べている。

病態生理に関する事実無根の概念を患者に押しつけ、治療に携わる医師の私的見解を患者に披露する複雑な治療行為の1要素である。患者はこれらの診断によって永遠に変えられるが、良いほうに変えられることはあまりにも少ないと博士は主張した。(FILE166)

一番最初の「神経が圧迫されると痛い」「老化したものは痛い」という考えが、間違っているのです。

自分の腕や経験、勘の問題というのは科学ではありません。

多くの患者さんは間違った説明をうけて苦しんでいるのです。

Commented by Kさん at 2012-09-24 16:29 x
ガキでも解る と書いてありますが、筋膜性腰痛症、筋膜性疼痛…この病名は、レントゲン、MRIに写らないから、殆どの整形外科の医師も、ベインクリニックの医師も知ってる人、少ないですよ。
この病名で困ってる患者全国に沢山いるので、整形外科、ベインクリニックの医師達、勉強して欲しいです
Commented by junk_2004jp at 2012-09-24 18:18
そのためには、基礎的なこと、痛みの生理学を知る必用があります。

全く知らないのだからお話になりません。


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