2012年 11月 09日

頚と腰にヘルニア

加茂 淳 先生

b0052170_1901561.jpgはじめまして。X在住のAと申します。

この度、先生の著書を拝見し、感激のあまり藁にもすがる思いでメールをさせて頂きました。

主人の腰痛の相談なのですが、四月に仕事の都合でYからXへ引っ越しました。

その際、重いダンボールを持ち上げたのがきっかけで、腰痛と手足のしびれがはじまりました。

はじめは少し気になる程度で、新しい職場へも機嫌良く出勤しておりましたが、ストレスがたまってきたのか、腰痛と痺れが酷くなったと訴えるようになりました。

同時に、鬱状態が酷くなり、嘔吐と不眠がはじまりました。あまりに酷いので、一旦仕事を辞め、治療に専念することにしました。

Xで有名な腰痛の病院で診てもらったところ、軽度の椎間板ヘルニアと言われ、毎回診察はしなくていいから、飲み薬(ペオン)とロキソニンの湿布だけもらいにくるよう言われました。

5ヶ月続けましたが、一向に良くなりません。・・・・・・・・


頚と腰にヘルニアがあり、コルセットをしている。体をそらさないようにいわれている。

うつ状態に伴う筋痛症と診断した。ヘルニアは無関係なので無視すること。

コルセットは付けなくてもよい。体や頚は反らせてもよい。

抗うつ薬とTPブロックで治療。

4回の治療で痛みは10から2へとなった。

腰痛で有名な病院がこのような症例に対して診断できない。これが日本の現実だ。

引っ越し、新しい職場、睡眠障害、嘔吐、頚痛、腰痛、しびれ、このようなキーワードから「うつ状態」を疑うことは研修医でもできることだ。

ヘルニアが神経を圧迫してもなにもおこりません。

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by junk_2004jp | 2012-11-09 18:58 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
Commented by ひつまぶし at 2012-11-11 12:01 x
こういうのを読むたび、専門病院・有名病院と自画自賛してるのに、医者の対応がワンパターンで芸が無さ過ぎてイヤになります。これまで、いったい何人の痛い人を診てきたんだーーーー想像力のカケラも無いのかーーーーって怒りたくなっちゃう。
私、頚椎ヘルニアと診断されたとき、「頚を後ろへ反らしたらあきまへん」と医者から言われました。
「じゃあ、ラジオ体操もできませんね」と聞いたら、ジロッとニラまれました。
言いつけを守って、こわごわロボットのような動きで暮らしましたが、不自然だからそっちのほうが頚や肩がこっちゃって。
痛みが不快でなければ好きなように動かしていいんだ~~って、やってみて自分でわかりました。
この方の心が少しでもラクになるといいなあ、と祈っています。
Commented by tokyo小池 at 2012-11-12 10:16 x
私も、最近、親が筋痛症を患った事もあり、整形外科
の診察を受けざるえなくなった時期がありました。
そこでもやはり、無駄な画像診断、無駄な薬、効きもしない
鎮痛薬の処方。
整形の世界は何も変わってはいません。
むしろ化石化しているように私には映りました。

先生のおっしゃる通り、鬱や、環境の変化、症状を考え筋肉
に対する見解を持っていれば研修医でも診断できる話です。
いえ、もっと言えば私のような医療従事者で無い人間でも
容易に診断がつきます。

今の段階で整形の世界がガラリと変化する事は無いでしょう。

それでは、今できる事は何か?といえば私にはひとつだけ言える
事があります。それは、患者自身が傷みに対して学ぶ事、正しい
知識をもって自ら整形外科医に訴える事。
医師主導の治療では、ほとんどの整形外科は行くだけ無駄です。
私達患者が骨理論から筋肉理論へと頭をシフトチェンジする。

病院に行けば治る?残念ながらそうも行かない事もあります。
矛盾しているようですがこれが現状です。


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