心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2012年 11月 13日

トリガーポイント3例

b0052170_1843310.jpg① 70歳女性、春頃、右側のトイレのボタンを押そうとしたとき、右頚にするどい痛みが走る。以来、なんとなく右頚がへんだったが、放置していた。

数日前、髪を洗ったとき、右頚に強い痛みが生じた。痛みで眠れない。

右下を向くと痛い。

腕を挙げると痛い。

上腕や前胸部にも痛みがある。

斜角筋と肩甲挙筋のMPSだ。

腕を挙げると肩甲骨内側は下がり、肩甲挙筋が引っ張られるので痛い。

TPBでその場で解決した。

b0052170_189826.jpg② 73歳女性、10日前より、右臀部~下肢に痛み。坐骨神経痛と診断された。

小臀筋などのMPSでその場で痛みは改善した。

金沢からの来院だったので、どういう理由で当院に来たのか尋ねたところ、

「むすこが9月にここへ来て治ったので、連れてきてもらった。」とのことだった。

「むすこは県外の病院で腰の手術の予約をしていたのだが、ここで治って、今は元気に仕事をしている。」

私は記憶がなかったのでむすこさんのカルテを出してみた。

1回だけの受診でTPBをしていた。投薬はしていない。

1回だけの受診では全く記憶にない。

1回のTPBで治る腰痛を手術の予約とはどういうことなんだろうか・・・・。

どういう診断をしてどういう手術をしようとするのだろうか。

本当に診断があまい。

b0052170_18204778.jpg③ 71歳、女性、3カ月前から、左大腿の外側が痛くて歩行困難。遠方から夫につれてきてもらった。

近医で膝にヒアルロン酸を打っている。

「大腿外側にトリガーポイント注射をうってください。」と医師に頼んだところ

「健康雑誌の読みすぎ!」といわれた。そういうわけで、当院に来院した。

大腿の外側、内側にも多数の圧痛点があった。

O脚があるので大腿部のTPができやすいのだろう。

TPB後、すぐに痛みなく歩かれるようになり、笑顔となった。

医師も健康雑誌を読んで研究すべきだ。頭を柔らかくして、臨機応変に対応しないといけない。


3例ともMPS(トリガーポイント症状)だ。その場で解決したがどういう経過を取るかは経過をみなければわからない。しかし、なにが起きているかは理解できる。

いずれもレントゲンを撮っていない。

[PR]

by junk_2004jp | 2012-11-13 18:41 | MPS | Comments(0)


<< 本日のトリガーポイント      頚と腰にヘルニア >>