2005年 02月 09日
さらに研究を進めることで、アレルギーと腰痛とうつ病の相関関係が明らかになるだろう。この問題は、今後も研究材料にされるだろうと思われる。 http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_369.htm この話題に関して次ぎの図を思い出してほしい。 http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_367.htm アレルギーもうつも副交感神経が過度に優位で起こる病気として記載されています。またうつでは反動で交感神経緊張になるとされていますね。 この図で交感神経緊張でさまざまな病気が起きることが分かります。腰痛などの痛みもそうです。 アレルギー、うつ、腰痛、この全く関係のないと思われる病気も自律神経のバランスの悪さということでつながっているのです。 交感神経が緊張するとその反動で過度の副交感神経の緊張がおきることがあります。むち打ちの時の微熱がそうです。やじろうべいのようです。 自律神経の不安定な状態ではある時は腰痛にあるときはアレルギーやうつになることは理解できます。もちろん同時におきてもふしぎではありません。 しかし、これらは別の診療科で診察されますね。脊椎の専門医がこのことを知っていると思いますか。腰痛の原因を構造の破綻に求める従来の考え方ではうまくいかないのはもう定説です。(私のサイトのトップページ) 自律神経は個人差があります。不安や怒りで揺れ動きます。そこが治療のキーポイントです。ストレスからの解放、ストレス管理が究極の治療です。モグラたたきのように治療していてもだめですね。しかし、人生はそうはうまくいきません。あるときは強いストレス状態になって、いろいろな症状に悩まされることでしょう。 医療の新しい基本的理念[知っておくべき新しい診療理念]より MRIだ、硬膜外鏡だと検査をしてもこのようなことがみえてくるものではありませんね。それで間違った治療方針になりかえってストレスを強くしていくものです。 最新号の医師会雑誌の「医療の新しい基本的理念」ではNBM(narrative based medicine)物語に基づいた医療やスピリチュアリティといった医療の原点にもどったようなことをハイテク検査に偏りすぎの反省としていわれるようになってきました。 _____________ 腰痛、下肢のしびれの人がいろいろ検査をうけたが異常なしといわれて、整体で「骨盤の歪み」があるといわれ治療をうけたがよくならない。整体の先生いわく、「骨盤の歪みは治ったが、交感神経が緊張しているから痛いのだ。」・・・これは詭弁ですね。最初からそういってくれよ! 検査でヘルニアでもみつかろうものなら、ヘルニアが原因と言われたことでしょう。今日あった話です。
by junk_2004jp
| 2005-02-09 14:23
| 慢性痛
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