心療整形外科

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2013年 01月 16日

未だに神経の圧迫部位を探している医師がいるとは!

Aさん(60歳代)はしばしばぎっくり腰をおこしますが、その都度、数日で治っていました。

今回は半年前にぎっくり腰になりましたが、なかなか治りません。

数多くの病院を受診しましたが、特に異常がみつかりませんので治療法が分からないということでした。

有名な脊椎の専門病院に1カ月間入院して検査を受け治療(神経根ブロックなど)全く効果がありませんでした。

知り合いの整体師に相談したところ、筋肉かもしれないので私のところを受診するようにアドバイスをうけました。・・・・・整体師さん、どうもありがとうございました。

4時間ほどかけてこられたそうです。

体は前屈みになり傾いて、いかにもつらそうです。

「この痛みから脱出できるのなら何でもします。」と情けない表情です。

多裂筋や腰腸肋筋などに強い圧痛がありましたので、4か所に局麻を注射しました。

数分の検査と治療で、痛みは取れました。一挙に改善しました。

このように、画像で異常がなかったらもう治療ができないし、なぜ痛いかを説明できないのが多くの医師の実情です。

もしAさんにヘルニアや脊柱管狭窄や分離症、すべり症があろうもんなら、それが痛みの原因だという説明が行われて、無駄な手術をされたことでしょう。

画像検査は特異的な疾患(悪性腫瘍、感染症、リウマチ、骨折)があるかないかの除外診断の意味しかありません。

未だに神経圧迫部位を探している医師がいるとは驚きです。

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by junk_2004jp | 2013-01-16 20:55 | 痛みの生理学 | Comments(0)


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