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心療整形外科

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2013年 02月 09日

手術をしてすぐに治ることがあるでしょ。

ネットでヘルニアや脊柱管狭窄症の手術の経過をみていると、翌日から痛みがなく歩けたというのがしばしばみられます。

私は手術の儀式的効果(プラセボ効果)だと思います。

麻酔の効果もあるかもしれません。

これは手術にかぎることではありません。

Aさん(70歳代)は一昨年の秋より、左臀部~下肢にかけて痛みがあり、家の中では這って生活していました。メールをいただきました。

B市から「しらさぎ」で小松市に着き 4日間入院して治療を受けました。

初日注射を打ったあと、体が軽くなってましたが痛みは取れません。

腰も左下肢も痛いまま入院4日がたちました。 が,お願いしてデパスを服用した夜 体の硬直が少しとれ 脳が偽情報も発信していると思いました。

入院を終え帰宅の日は雪舞いでした。おととしは13時間の登山をしていた私。歩ける足を失ってますが、登山用のリュックを背負い 雪の道を小松駅まで休まず歩きました。

「前へ!」と叫びながら…間欠跛行で5㍍歩くとうずくまっていた私は、痛みなく駅まで歩けたのです!

歩ける距離の長さを回復のバロメーターにしています。自信を持って治療をされている加茂先生に、歩けた私の足が治療効果を証明し、嬉しくて「歩けた」と叫んでました。

また治療に伺いたいと思います。有難うございました。


私の治療がよかったというよりか、Aさんは私のところに来て治療したという儀式的効果がでて、リセットされたのです。

信じて治療を受けることはとても大切なことです。治療する方はどういうことがおきているかを科学的に説明して、保障することです。

手術ですぐによくなることがある理由はおわかりになりましたね。

ただし、また痛くなるとまた手術・・・・。ということも少なくないようです。もちろん儀式的効果が発揮されないこともあります。

慢性痛の場合、脳のリセットは個人差があります。(いいとか悪いとかということではありません)

なかなかうまくいかないこともあります。



by junk_2004jp | 2013-02-09 16:23 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾


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