心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2013年 07月 30日

ほとんどの痛みやしびれはMPSなのですが医師にはその概念がないため、診断ができません

ほとんどの痛みやしびれはMPS(筋筋膜性疼痛症候群)なのですが、医師にはその概念がないため、診断、治療ができません。その象徴的な投書がありました。

これは医学教育に問題があるのです。

このケース、もし、MRIで脊柱管狭窄やヘルニアがあったら、そのせいだと診断され、手術をするかもしれません。

そしてほとんどは治りません。

治るのはプラシーボ効果(下行性疼痛抑制系の賦活)なんでしょう。

私なら、このケースは初診時に臀部と下腿外側に局麻をうちます。おそらく1回~数回で治るでしょう。

慢性化(末梢性感作、中枢性感作)すると、治療が困難になります。


掲示板より

はじめまして、ネットをさまよっているうちに加茂先生のブログを見つけました。

東京居住の54歳男性です。 一昨年の9月より坐骨神経痛(と思われる痛み)を患っています。

発症後の経過を示します。

2011年9月中旬頃から、散歩中(歩き始めて10分後ぐらい)に右の尻、右足脛外側が痛くなることがあり、最寄りのA整形外科を受診。

A整形外科では「坐骨神経痛」だろうということで、B市民病院を紹介される。B市民病院でMRIを受診したが、「症状的には脊柱管狭窄症だがMRI画像では狭窄が認められない」とのことで、投薬で様子見となる。その後、A整形外科にて、投薬(最初はリリカ、その後現在まではトラムセット)とリハビリ(運動マッサージ、牽引、電気治療)を行う。およそ1年間続けたが、症状は改善せず。

今年になり、ネットでの評判がよいCクリニックを受診。ここでもMRI撮影を行うが、原因はわからず。Cクリニックから同系列のD病院の脊椎脊髄末梢神経外科を紹介され、再びMRI撮影(高精度MRI)するが原因は分からないとのこと。

5月よりD病院でのペインクリニック内科で治療中。ペインクリニックでは、3回(週1のペース)で仙骨部硬膜外ブロックを行うが、あまり効果なし。

7月より隔週で腰部硬膜外ブロックを行っているが、当日のみ痛みは消えるが、その後はどちらかというと、悪化しているような気がします。現在は座っていても痛みが出る場合もあります。主に痛む場所は、右の臀部、右足外側のひざ下から足首までです。5分以上経っていたり、100mほど歩くと痛みます。なお、薬は、トラムセット(食後)、リリカ(就寝前)を服用しています。

[PR]

by junk_2004jp | 2013-07-30 17:05 | 慢性痛 | Comments(0)


<< 若き外科医からのメール      医師は下肢痛に弱い >>