心療整形外科

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2013年 09月 01日

慢性痛と経済

慢性痛になると、ときには大きな経済的負担になり、生活設計ができなくなってしまうことがあります。

病院めぐりをしても、どこでもレントゲン、MRIを撮ってくだらない説明をうけます。

鍼灸、マッサージに通っても、いい状態を保つにすぎず、金銭も負担になってきます。

有名病院の脊椎脊髄専門医の勧めで手術をしたところで、よくなるのはプラセボ効果でしばらくのあいだ。

また痛くなり、2回、3回と手術を受けて、さらに辛い痛みを抱えている人がたくさんいます。

画像検査(レントゲン、MRI)は悪性腫瘍、感染症、リウマチ系、骨折など、の除外診断しかありません。

病歴を聞いただけで、ほとんどは判断できます。

「脊柱管が狭い、ヘルニアがある、椎間板が悪い」・・・こんなことが痛みの原因ではありません。

生理学でも説明できません。疫学的にも説明できません。臨床経過でも説明できません。

ただ、医師が個人的にそう思っているということです。科学で証明されているわけではないのです。

20世紀に流行った診断のしかたです。日本では未だにこれが行われています。

もう、これが間違いだったことは分かっていることです。

痛みは早く止めることです。そして慢性化しないようにすることです。

残念ながら慢性痛になったなら、「どのようにして、疼痛管理をすればいいか」を研究することです。

レントゲンやMRIを撮りたがる医師にかからないこと。

手術を勧める医師にかからないこと。

自分に合う薬を見つけること。

ほとんどの痛みはMPSです。

MPSは慢性化しやすい。特に、頚、腰。

MPSでない痛みを書きます。
悪性腫瘍、感染症、リウマチ系(痛風も)、神経障害性疼痛(幻肢痛、帯状疱疹後神経痛、末梢神経・脊髄損傷後の痛み)、精神科的痛み(疼痛性障害)


骨折の痛みもMPSと考えていいです。

構造(骨折)の治療と痛みの治療は別問題です。

精神科的疼痛(疼痛性障害)とMPSの鑑別はとても難しい。数人の医師が時間をかけて鑑定する。

とにかく、痛みの治療はとても大切です。

早く痛みを止めることです。

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by junk_2004jp | 2013-09-01 13:44 | 慢性痛 | Comments(0)


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