2013年 09月 07日

3回の手術をして・・・医師の言い分

当院に入院していたから感謝のメールをいただきました。

慢性痛ですので一筋縄ではいきませんが、かなり改善しました。

その一部を紹介します。

私は3度めの腰部脊柱管狭窄症の手術を一昨年のX月に受けていましたが、手術をした医師は、筋肉の痛みのように感じると言った私に、机をたたかんばかりに「筋肉がいたいはずがない、その痛みは神経なのだ」と強く言われました。

しかし痛みを感じるのは私なのに…と思いつつ、治療も投げ出せず2年間、毎月病院に通い続けました。今年の2月、CT検査の後リハビリ室で歩く、自転車をこぐなどの評価を受け、同じ医師から「術後はきれいにスクリューも納まっている。痛みは筋肉だと思うが、これは直しようがない。痛みをこのまま受け入れてくれんかなぁ」と言われました。

この痛みを受け入れろ?冗談ではありません。一番苦手なのは物を身体の前で持つことでした。両手を使って本1冊さえ持つことが出来なかったのです。

腰が曲がり、重さを感じて落としてしまったこともありました。痛みのため同じ場所で2~3分間でさえ立つことも出来ず、歩くことも数十メートル程度で休憩をしてしまいます。これから先、仕事を続けたい、旅行もしたい。


医師のレベルはこんなものなんです。

はじめから終わりまで「筋肉の痛み」なんです。

必用の無い手術を3回もして、痛みを受け入れろとはひどいものです。

医学教育が失敗したのです。

筋肉の痛みについて全く勉強していないのです。

そして神経が圧迫を受けて痛いという「奇想天外」な珍説をまことしやかに信じているのです。

神経は圧迫を受けても何も生じません。

神経が絞扼(締め付け)されると麻痺が生じます。これは無感覚、運動麻痺など痛み・しびれとは真逆の現象です。早急に手術をして絞扼を解除すべきです。

ごくまれに・・・麻痺した神経が触覚神経と交通して痛みが生じる・・・神経が切断されると脊髄後角が痛覚過敏になって、残っている末梢神経からの情報を強く脳に伝える・・・などのことが起こり難治性疼痛が生じることがあります。(CRPSタイプ2)

このような痛みは手術で治るものではありません。

神経が圧迫を受けて痛みやしびれることはありません。そんな生理学は存在しません。痛みはポリモーダル侵害受容器が侵害刺激を受信したのが最初の引き金になります。

痛みの悪循環を繰り返し慢性化します。痛みが広がることがあります。それは脊髄反射によることや、筋膜の攣りによることがあります。

この患者さん、一番最初から、筋肉の攣りなんです。

手術は外傷なんです。骨にまで達する外傷です。その傷の回りの筋肉がコチコチになって慢性の痛みが生じることがあります。

医師からこういうことを反省し勉強しなおすことを期待しますが、まず無理でしょう。

患者さんが賢くなってください。


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by junk_2004jp | 2013-09-07 16:00 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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