2005年 03月 03日

ヘルニアの痛みと言われているものの本態は筋痛です

ヘルニアの痛みと言われているものの本態は筋痛です。ヘルニアが痛みの原因だとは思えません。 

痛みを感じるのはどうしてなのかということを深く勉強しないと手術を繰り返すはめになります。医師、患者さんの双方に言えることです。


筋肉というものは不安や怒りでこわばります。痛いから動かさないのですぐに萎縮します。筋肉は良くも悪くもすぐに習慣化するものです。

頚の場合は極めてまれですが、脊髄症状があるので腰のヘルニアに限ってのことにします。頚のヘルニアの場合も神経根症状と言われているものは極めて疑わしいことです。

筋痛だから、原因筋の種類によって症状はバラバラです。
筋痛だから、ストレッチ(整体)でも治ることがあります。
筋痛だから、読書による不安の除去で治ることもあります。
筋痛だから、鍼やブロック注射(トリガーポイント注射)で治ることもあります。
筋痛だから、マッサージで治ることもあります。
筋痛だから、手術してもしなくても数年後の結果に差がないのです。
筋痛だから、手術(取れたと言う安心感、麻酔による脳、筋のリセット)で治ることもあります。
筋痛だから、手術で治らないこともあります。
筋痛だから、どんな治療をしても再発することがあります。
筋痛だから、ヘルニアがあっても痛くない人がいっぱいいます。
筋痛だから、麻痺しないでいずれ治るのです。麻痺になってしまった人をみたことがありますか。

骨盤が歪んでいてそれが原因でヘルニアになったのではありません。筋肉に痛みがあるとかばうような姿勢をとりますから、結果的に体の左右のバランスにくずれがでてきます。それを歪みというのなら、筋痛の結果なのです。

見るからに脚長差があり跛行を呈している人や、側わんのある人が腰痛や下肢痛があるとはかぎらないでしょう。

「しびれ」という感覚は「痛み」とほぼ同じと思っています。四肢の末端部に筋痛があると「しびれ」と訴えることが多いようです。麻痺による「無感覚、感覚鈍麻」も「しびれ」という日本語で表現されますから、誤解が生じるのです。

筋疾患を神経疾患ととらえてしまったためにいろいろな矛盾が生じてきて医師も自らの説に矛盾を感じながらも説明に窮しているのです。

圧迫説、炎症説などありますが、納得できる説明ではありません。しかし、患者さんはあの強烈な印象のMRIを見せられ、専門医に診断を下されると思考停止になるかもしれません。現に体調も悪いのですからなおさらです。

痛みのあるサイドとヘルニアのあるサイドは高率に一致する(7割程度?)という疑問が残りますが、これについてのデーターがありましたらお願いします。一致しないのもあるという理由のほうが気になります。たぶん筋痛によるバランスの狂いがヘルニアの出る方向とある程度一致するのではないでしょうか。
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by junk_2004jp | 2005-03-03 12:13 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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