心療整形外科

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2005年 03月 09日

Bio-psycho-social model

ヘルニアでも腰痛でも筋骨格系の痛みのモデルは「損傷モデル」であったのですが、これは50年間、失敗の連続でした。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_36.htm
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_239.htm
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_235.htm
などの文献を私のHPのトップページにまとめてあります。

損傷モデル=構造上の破綻ということです。このモデルで痛みを説明することは一見、知識のない人には説得力がありますが、臨床上、統計上に矛盾がありますし、なにより生理学的には合理的に説明できないのです。

このモデルを信じているかぎり、いつも腰に不安を持つわけで、そのために定期的にMRIなどの検査をうけている人がいることでしょう。病院のいいお客さんです。

もうこのモデルは過去の遺物なのです。つまり、画像診断の意味は悪性腫瘍、感染症、骨折がないという除外診断しかないのです。これらのことは、経過をみたり、症状から見当がつきますから、画像診断は念のためにということになります。「念のために」のために何度も、出費をするのはいかがなものでしょうか。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_263.htm

損傷モデルは失敗だったことは医師は認めなくてはいけません。医師個人に問題があったのではなくて、そのような教育を受けてきたのですから、医学水準上致し方なかったのです。

しかし、考え方を改める時代に突入しました。新たなモデルは「Bio-psycho-social model生物・心理・社会的モデル」です

これは個別性、心理、杜会、人間性といった暖昧な情報や要因に目をむけるわけですから、損傷モデルを信じてきた人にとっては全く逆なわけです。損傷モデルはそれらを切り捨てるか無視してきたものなのですから。

痛みに悩んでいるときは頭脳は働かないものです。医師に質問できるだけの情報もありません。私のHPで情報を得て、医師と互角以上に会話ができるようにしてください。また身近な人のほうが客観的に適切に判断できると思います。
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by junk_2004jp | 2005-03-09 06:45 | 慢性痛 | Comments(2)
Commented by keisyan at 2005-03-10 08:03
足が痛いので、病院に行ってレントゲンを取ったら「ヘルニアになりかかっている」といわれ、今度MRI検査を受けることになった。ヘルニアといわれたら余計に痛くなった。入院するかも?・・・昨日聞いた話です。ただちゃんが手術する予定だった病院だそうです(ーー;)
Commented by junk_2004jp at 2005-03-10 10:28
それでは、今日の症例を2つ書きますね。


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