2014年 07月 06日

痛み・しびれが進むと麻痺につながると思っているのではないか

本日のマジスカ診療所

脊椎外科医には気をつけろ!

後縦靭帯骨化症

手の痺れ、首から右肩にかけての張りと懲り、首のダルさが顕著になり「このままだと、転倒したり運転中に鞭打ち等になると神経に重大な損傷が起こり、現代の医学ではどうにもならない事態にもなります。またこの先はマヒも起こりますからその予防のためにも早急に手術が必要です」と忠告され・・・


この説明は矛盾があるのです。

「手の痺れ、首から右肩にかけての張りと懲り、首のダルさが顕著になり」・・・これを後縦靭帯骨化で説明できない。MPSです。

将来起きるかもしれない麻痺を予防するために手術をする・・・・これは間違いとはいえない。しかし、現に麻痺の兆候があるのなら早急に手術が必要かもしれないが、その兆候がない人に早急にとは。

手の痺れ、首から右肩にかけての張りと懲り、首のダルさが顕著になり・・・・これを麻痺の兆候と勘違いしているのではないだろうか。

後縦靭帯骨化症の手術をしたあと大変辛い痛みに悩まされている人、今回を含めて4人、知っている。

後縦靭帯骨化症は黄色靭帯骨化症も同じだが無症候のものが多いと思われる。

もし症状が出るのなら脊髄麻痺だ。後縦靭帯骨化は脊髄を前方から、黄色靭帯骨化は後方から脊髄を圧迫することによって脊髄麻痺が生じても不思議ではない。

脊髄麻痺の症状は痙性麻痺で、手指の巧緻運動障害、痙性歩行(パタパタ)で病的反射、腱反射亢進。知覚鈍麻。

痛みやしびれではない。末梢神経の麻痺はみたことがない。たぶん起きないのだろう。

Aさんは頚や背中の痛みで受診して、後縦靭帯骨化症という診断で手術をしたが、よりひどい痛みに悩まされている。

もともと、MPSだったのですが、たまたま検査で無症候の後縦靭帯骨化が見つかっただけ。

手術とは怪我を負うことです。それがますます痛みを複雑にしてしまった。

痛み、しびれと麻痺の区別ができない。

もう数年すると裁判で負けるときがくるのではないだろうか。

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by junk_2004jp | 2014-07-06 07:57 | MPS | Comments(0)


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