2015年 03月 05日

筋筋膜性疼痛を知らずして慢性痛は語れない

痛みのメカニズムのちがう「悪性腫瘍の疼痛」「感染症の疼痛」「リウマチ、痛風」「幻肢痛、帯状疱疹後神経痛など真の神経障害性疼痛」は除外します。

慢性痛のほとんどは筋筋膜性疼痛です。体の痛みのほとんどは筋筋膜性疼痛です。逆の言い方では筋筋膜性疼痛は慢性痛になりやすい。ところがこの筋筋膜性疼痛に関して多くの医師は知らないのです。

慢性痛に睡眠障害や不安、抑うつやドライアイ、便秘、下痢などが付き物です。

脊柱管狭窄やヘルニアが痛みの原因だと信じている人が慢性痛を語ると矛盾が生じます。

慢性痛にならないようにするには、はやく痛みを治すことです。それは脊柱管狭窄やヘルニアを除去することになります。

筋筋膜性疼痛の原因は重力(外力、G)以外にありません。

⑴一過性の大きな外力・・・打撲、捻挫、骨折、ぎっくり腰、むち打ち

⑵慢性的な外力・・・・・・仕事、スポーツ

ストレスは疼痛閾値が低下した状態と考えられます。

伸張性収縮(力を入れながら伸ばす)のとき筋を痛めやすい
   重いものを持ち上げるときの大腰筋
   下り坂ランニングの内側・外側広筋

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「根性疼痛」「椎間板性疼痛」「椎間関節性疼痛」これらの痛みの概念は今でも整形外科医や脊椎外科医によって信じられています。

これでは必ず存在する圧痛点(痛覚過敏点)を生理学的に説明できません。

またMRIやレントゲンを見て「慢性痛の人」を当てることは不可能なんです。疫学的矛盾があります。

臨床経過もうまく説明できません。

「根性疼痛」に対して除圧術が行われる。

「椎間板性疼痛」「椎間関節性疼痛」に対して固定術や人工椎間板置換術が行われる。


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by junk_2004jp | 2015-03-05 21:18 | 慢性痛 | Comments(0)


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