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心療整形外科

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2015年 03月 22日

脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアが痛みやしびれの原因になることは決してありません。

痛みは外力によるケガ(大きなケガからミクロのケガまで)からはじまります。(リウマチ、痛風、感染症、悪性腫瘍、帯状疱疹後神経痛、幻肢痛を除く)

痛みが続くのは「痛みの悪循環」で説明されます。

慢性化、広範囲化、悪化はポリモーダル侵害受容器と脳の感作(痛覚過敏=下行性疼痛抑制系の減弱、時間的加算)で説明されています。

末梢神経は圧迫を受けたところでなにもおきません。だから重力のもとで生活できるのです。

妊婦のお腹を想像してください。象の足裏を想像してください

末梢神経が強く締め付けられる(絞扼)と、麻痺が生じます。(絞扼性神経障害)痛みやしびれは生じません。

トリガーポイントブロックで痛みを取って、

毎日、少しづつ、徐々に歩く量を増やすことです。意欲を持つことです。

脊柱管狭窄症や坐骨神経痛ではないのです。

ご無沙汰しております。

昨年4月末より秋まで、母の下肢痛の治療をしていただきました、Aです。
お陰さまで、今も痛みが再発すること事無く、ゆっくりですが自力歩行で毎日を過ごしております。

デイケアではリハビリ以外に、自主トレーニングで一周50mの部屋の中を歩行器を使って歩いていますが、最初は二ヶ月に一周、最近は一ヶ月に一周増やして(本人が決めています。)、なんと8周も回れるようになりました。

デイケアに行かない日は、リハビリと称して近所のスーパーに買い物にも行きます。

退院直後を知ってくださっているデイケアのスタッフさん達や、内科の主治医の先生などから、再び歩けるようになった事を驚きと共に喜んでいただいております。

本人の努力と、リハビリスタッフの方達のご指導はもちろんですが、痛みを取り除いて下さった加茂先生への感謝は言葉に尽くせません。ありがとうございました。


by junk_2004jp | 2015-03-22 22:36 | 慢性痛


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