心療整形外科

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2015年 03月 26日

痛みの生理学の夜明けは昭和60年ごろ

昨日の続き

痛みの生理学の夜明けは昭和60年ごろ。

痛みの生理学を知らない専門医が多い。もう30年も経つというのに。

「軟骨や椎間板が老化したものは痛い」=椎間板症、変形性関節症、頚椎症、腰椎症、

「正常と異なるものは痛い」=腰椎すべり症

「神経根が圧迫を受けると痛い」頚椎症性神経根症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症

これらの病名の痛みに関する生理学的根拠はない。痛みの生理学がまだ暗黒だった時代につけられた病名。

これらの病名は医師にも患者にも悪影響を及ぼす。

医師にとって、痛みを早期に止めるという発想ができない。そして無意味な手術へとつづく。

患者には、不安と、無理はできないんだ、という気持ちを与える。

不適切な病名だ。

慢性痛の一因になっているようにも思う。

この不適切な病名で保険診療、自賠責診療、労災が行われているわけだ。ときには裁判にも影響している。

私は2001年にホームページを立ち上げてこのことをいってきた。

最近、ようやく「慢性痛」が話題になってきたが、医師の方からの変革は期待薄だ。

近代的な生理学に基づいた病名にして再スタートすべきだ。


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by junk_2004jp | 2015-03-26 07:27 | 慢性痛 | Comments(0)


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