2015年 04月 17日

痛みの早期治療の大切さ

Delayed Onset Muscle Soreness (DOMS) 遅発性筋痛

    (むちうち DOMS)で検索

    事故当日はあまり症状がないが、数日後から痛みが強くなる。

central sensitization (中枢性感作)

      temporal summation (時間的加算)

     long-term potentiation(長期増強)

     descending pain modulatory system (下行性疼痛抑制系の機能低下)

外力によってケガを負うと痛みが生じるのですが、最初はたいしたことがなくても、次第に痛みが強くなることがあります。

上に記載したのは、痛みの生理学用語です。英語でも日本語でも検索して勉強してください。

ケガが治れば痛みの治るという保証はありません。

痛みの治療はとても大事です。ケガの治療と痛みの治療は別々に考えることです。

痛みは早期に遮断することです。

むち打ちを負った方、当初は痛みもそれほどではなく、局所麻酔の注射も拒否されて、出勤していたのですが、次第に痛み、吐き気、頭痛、腰痛、上肢のしびれと強くなりました。今は休業して辛い日々で治療しています。

当初から休業して鎮痛治療をしていたならと悔やまれます。

医師は事故当日翌日診察したとき、将来どのようになっていくかを判断できません。

かなり強い衝撃を受けたのなら、当初はそれほど症状がなくても、1W程度は安静にして様子をみるべきです。痛みを感じたのなら早期にトリガーポイントブロックなど鎮痛治療をすべきだと思います。

頚のケガは中枢性感作を受けやすいように思えます。

先日、ブログで書いたように、10年前バスケットボールが頭に当たってより、頭痛(緊張型)に悩まされている方がいました。

むち打ち以来、頚痛、背痛が続いている人は珍しくありません。

最初に書いた生理学用語を知らない医師は多いです。痛みの生理学を知らないで構造を診察しているのが現状です。その結果が神経根症だとかヘルニアだとか心因性だとかいっているのです。




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by junk_2004jp | 2015-04-17 01:50 | 痛みの生理学 | Comments(0)


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