心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2015年 04月 19日

「痛みを知る」より

b0052170_23354991.jpg


痛みのしくみの研究が進んだ結果、実際にからだの中の痛みのしくみが変化してしまって起こる、それは「痛み病」とも言うべき新たな病気であることが、科学的に証明されています。

完全な鎮痛が慢性痛症を予防すると考えられています。

慢性痛症では急性痛と違って、その痛みは「症状」でなく「病気そのもの」であり、その痛みのしくみから考えた治療が必要になってきます。

痛みとその治療についての基本的な考え方が変わってきていることについて、医者はもちろん患者さんの側も含めた社会全体に理解が広まるよう、社会的な取り組みが必要になってきています。

痛みに対する医師への再教育の必要性

欧米諸国に肩を並べる先進医療を誇ると言われる日本なのに「痛み」の医療については残念ながら遥かにレベルが低いと言わざるを得ない状態です。

「痛み系の可塑的変容」に対してどうアプローチするかが、慢性痛症の治療において、また治療法の開発においても考えなければならない、重要なポイントだといえます。

自由度が高く、変化しやすいという特徴の痛み系ですが、この特徴を逆に利用して、新たな可塑性、つまり正の可塑性を作り上げるということが治療につながると考えています。

「痛み」というものは、燃え盛るようにできているということです。

強い痛みがある状態がずっと続くと、脊髄のニューロンが異常に興奮して痛みの信号が増幅され、次第に痛みに反応する範囲も広がっていくという事実。

神経線維は通常、その末端にある受容器からの信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。

痛み信号の経路を外れて痛みが広がる(グリア細胞もただ単にニューロンを支えているだけでなく、情報を伝える)

痛みは燃え盛る前に抑えるべき

筋肉が痛みに大きく影響する

[PR]

by junk_2004jp | 2015-04-19 07:10 | 痛みの生理学 | Comments(0)


<< 慢性痛の治療      痛みの早期治療の大切さ >>