心療整形外科

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2015年 07月 03日

慢性の痛みは脳が作り出したもの



急性の痛みは身体に危害(ケガ)が起きたのを知らせるサインです。危害の程度はミクロから大けがまでさまざま。

火災報知器を例にすると、火災が生じた時に鳴り響く。

ケガが治っても痛みが続いているのを慢性痛といいます。

もう火が消えてしまったのに火災報知器が鳴り止まない、あるいは蚊取り線香やタバコの火にも反応して鳴り出す火災報知器の状態を想像してみてください。

慢性の痛みは痛みの認知システム(火災報知器)自体の故障です。

脳にもう痛みを作らなくてもいいのだと言いかけてみてください。脳を説得してください。

今までの痛みの医学は間違っていたのです。ヘルニア、脊柱管狭窄、軟骨変性、これらは痛みの原因ではありません。

医者はレントゲンやMRIをみて痛みを説明しようとしますが、骨折や悪性腫瘍、リウマチ・痛風、感染症でもなければそれは意味がありません。

意味のない画像で不安をあおられたり、医者の無神経な言葉があなたの脳に大きな影響を及ぼします。それが痛みが続く一因になっているのです。

慢性の痛みは不安、緊張、神経質、条件反射、トラウマ、パニック障害、アダルトチルドレン、発達障害などと関係があるように思えます。

これから脳科学が発達するといろいろなことが判明するでしょう。

脳をコントロールすることはとても難しいですね。

夏樹静子さんは著書「椅子がこわい」では、絶食療法で痛みから脱出しました。

戸澤洋二さんは著書「腰痛は脳の勘違いだった」では、局所麻酔と認知行動療法で痛みから脱出しました。

サーノ博士の「ヒーリング・バックペイン」では、抑圧された潜在意識の顕在化で痛みから解放されることが書かれています。

どのような方法でもいいですが、経済的、時間的にも考える必要がありますね。

脳の認知と反応を変える・・・・。

何かを悪者にしたててそれを退治するという手法は受け入れやすいですね。たとえば、骨盤の歪み、仙腸関節のズレ、筋肉のこわばり、ヘルニア、脊柱管狭窄・・・

手術でよくなることがあるのは、儀式的効果で脳がリセットされたからです。よくならない、悪化、再発も。いい方法ではありません。そもそも生理学を全く無視しています。

あなたの脳に語りかけてみて、「ごくろうさん、もう痛みを作らなくてもいい。」そして、自分だけではうまくいかないときは、こういうことを理解している治療者と共同して治療してみてください。


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by junk_2004jp | 2015-07-03 05:41 | 慢性痛 | Comments(0)


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