2015年 08月 21日
International MYOPAIN Society(国際筋痛症学会) 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の診断基準 (Simons,1990) ●大基準 1 局所的な疼痛の訴え 2 筋筋膜の圧痛点から関連痛として予測しうる部位での疼痛あるいは違和感 3 触れやすい筋肉での索状硬結の触知 4 索状硬結に沿った一点での強烈な庄痛点(ジャンプサイン)の存在 5 測定可能な部位では、可動域のある程度の制限 ●小基準 1 圧痛点の圧迫で臨床的疼痛の訴えや違和感が再現する 2 圧痛点付近で索状硬結に垂直に弾くような触診を加えたり、圧痛点に注射針を刺すことでえられる局所的ひきつり反応 3 筋肉を引きのばしたり(ストレッチング)、圧痛点への注射により疼痛が軽快する 診断には大基準5項目すべてと、少なくとも1つの小基準を満たすことが必用 筋筋膜性疼痛症候群は International MYOPAIN Societyで診断基準によって定義されています。 患者の体をいつも触診している鍼灸師、柔道整復師、理学療法士はこれによってすぐに理解できるはずです。 除外項目はないですね。つまり椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症は除くとは書かれていません。そんなものあってもなくても関係ないわけです。 一方、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などについて世界的な学会の診断基準はありません。痛みやしびれと関係ないから作られないのです。 A先生が言っていた、ブログに書いてあった、手術して治った人がいるというような話ではデベートできません。 ついでに、これも読んでね 腰痛への煽り:賢明な医療か、医療対象化か、あるいは病気の押し売りか? http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_609.htm
by junk_2004jp
| 2015-08-21 20:28
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