2015年 11月 22日

ブレーン・ハッキング

慢性痛は「痛みの認知システムの過敏化、痛みの強固なネットワーク」だ。

その特徴

痛みの部位が広がる傾向、天気に影響を受ける、条件反射的になる、ストレスに影響を受ける、ジンジンとか焼けるようなとかの異常知覚

慢性痛を防ぐには

痛みの情報の公開、多くの人が知ること「痛みはどうして起きるのか」「なぜ慢性化するのか」

慢性痛になりやすい状態・状況

うつ状態、不安症、脊髄障害、パーキンソン、甲状腺機能低下、ストレス環境、過酷な労働、アダルトチルドレン、完全主義(こだわり)その他の脳の特徴的状態

これは患者の責任ではない。

慢性痛の治療

痛みの認知システムを崩すこと、新たに作り直すこと

認知行動療法

タイのピッサマイさんは噛み付くことで70円で治す。これは日本人は信じないのでダメだと思う。これはブレーン・ハッキング。

日本ではMRIなどで痛みの原因と思われるものを見せて、それを取り除いたり修正したりした画像を示す。これも手の込んだブレーン・ハッキング。

どんな治療をするにしても「脳の痛みに過敏になった認知ネットワーク・システム」を崩して再構築するのだから、ブレーン・ハッキングなのだ。

治療をしているのだからホワイトハッカーなんだが。

私はこのことに気づいて、「MPS(筋筋膜性疼痛症候群)研究会」をたちあげた。

一挙に「脳」の話に持っていくと受け入れがたいと思った。

多くの痛覚受容器ポリモーダルは筋膜にあり、痛みの認知と筋肉は密に関係しているからだ。

しかし、「筋」や「筋膜」にばかり関心がいき、鍼や注射のテクニックが中心になってしまった。

それもいいのだが、本質はそうではない。それだけでは治らないものが絶対にある。

結局、トリガーポイントもヘルニアも痛みの結果なのだ。

私の思っていたことは「本当の情報を広めること」

線維筋痛症Fibromyalgia

筋筋膜性疼痛症候群Myofascial pain syndrome

日本名はいずれも訳語だ。fibroを線維と訳している。fascialを筋膜と訳しているのだ。

たぶん同じものではないのだろうか。つまり、fascia筋膜のこと。

つまり、痛みの発端は筋肉などが傷つき筋膜にあるポリモーダルが炎症に反応する。ポリモーダルは筋膜以外でもどこにでもあるのだが。

私がブレーン・ハッキングという言葉を知ったのはこのビデオでその言葉を使っていたからだ。(2分ごろ)将来はこのビデオのような方法で慢性痛を治療しているかもしれない。



下のレントゲンは80歳代の方で月に5回ほどゴルフをしていらっしゃいます。うらやましいかぎりです。たまには腰が痛いこともありますよ。私はホワイトハッカーですから、へんな情報を与えません。

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by junk_2004jp | 2015-11-22 12:18 | 慢性痛 | Comments(1)
Commented by にしき at 2015-11-22 18:25 x
この度は、大変お世話になりました。
2週間という短い期間ではありましたが、少し症状が好転しています。
痛みのネットワークを、断ち切るいう考えのもと、疼痛をやっつけていきたいと思います。

先生やスタッフの皆さん、入院患者のみなさんには大変お世話になりました。
先生やスタッフの皆さんのご健康・ご活躍と、患者さんの症状が快方していくことを、お祈りしています。


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