心療整形外科

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2016年 04月 26日

脊椎外科に苦言

また、脊椎外科の専門病院、大学病院の診察レベルの低いことをのべる。もう一度、基礎から勉強することだ。

ひとの欠点をあげつらうのはいやなものだが、これはこの病院だけの問題ではなく、日本中の病院に共通している大きな思い違いなのだ。「神経を圧迫すると痛みやしびれが生じる」これは間違い。

このため辛い日々を送っている人がいっぱいいる。毎日のように電話やメールの問い合わせがある。

私は保存的治療の信者ではない。

強いて言えば、痛みの生理学、痛みの心理学の信者だ。現代における常識的な生理学の信者だ。

痛みの生理学、心理学を知らないからヘルニアや脊柱管の手術をしているのだ。

大学のあの有名専門医が知らないはずがないと思うだろうが、これが知らないんだな。知っていたら手術をしないよ。

何も知らない。MRIで異常をみつけようとするわけだ。これが綿々と続けられているわけだ。若い研修医はなにも疑問に思わず踏襲する。

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症例

両側上肢の脱力、右太もものしびれ。

お腹のけいれん痛。

これだけ聞いただけで、勘のいい人は診断できると思う。

頚の手術をしてみたが、全くよくならない。

もうそれでお手上げ状態で薬を飲んでいる。今度またMRI検査を受けることになっているそうな。

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私なら、問診に数分、主にいつもしている仕事、どのような体勢、どのようなストレス、緊張をかんじているか。

お腹のけいれん痛は他の科で診てもらっているのだか、これも同じ範疇の病態なのだ。

触診、数分、どこに痛覚過敏になっているポイントがあるか。

治療、圧痛点に30ゲージの細い針でごく少量の局麻をうつ。数分。

どう変化したかを聞く。「軽くなった」という。

この間、10分以内で診断、説明、治療、対策をいうことができる。

40年ぐらいの医師歴があるのだから、これぐらいは当然のことだ。どんな業界でもそうだろ。

なぜ我が業界はこんなことになってしまったのだ。

医師免許を持っているだけなのか。


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by junk_2004jp | 2016-04-26 20:46 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(1)
Commented by 加知 at 2016-04-28 10:13 x
こんにちは。我家に来てくれている訪問医も、「殆ど医師免許もってるだけのファミリーレストランのバイトと同じ。マニュアル通りにしかしない。何も背負ってないから考えないんだ。」と仰っていました。本当にそう思います。。


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